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脳を鍛えて学習効率を最大化する方法

もっと速く、効果的に学ぶ方法はないものか?

これは、あなたが常に考えていることではないでしょうか?

成功のために本を大量に読んでいるけど、

  • 読むのに時間がかかる・・・
  • 読んでも全然頭に残っていない・・・

このように、学習に時間がかかってしまうことは、目標達成の大きな障害となります。

しかし、学習効率は、ちょっとした意識、工夫次第で大きく改善することができます。

もし、より効率的で効果的な学習ができれば、より多くのことを短時間で学ぶことができます。学習効率を上げることで、目標達成のための時間を大幅に短縮できるのです。

この記事では、効率の良い学習と悪い学習の違い、そして、脳を鍛えて学習効率を最大化する方法についてお話をしていきます。

もし、あなたが頑張って勉強しているけど、なかなか成果が出ない・・・効率が悪い・・・と悩んでいるのであれば、ブレークスルーのきっかけになるかもしれません。

では、さっそく始めていきましょう。

効率の良い学習と悪い学習

まず、効率の良い学習と悪い学習の違いについてお話していきましょう。

学習には2種類の学習があります。それが、ジャストインケース学習ジャストインタイム学習です。

ジャストインケース学習

ジャストインケース学習は、「今後使うかもしれないから学習する」というものです。

例えば、「将来役に立つかもしれないから英語を勉強する」、「就職で有利になるかもしれないから資格の勉強をする」という将来への備えで学習するものです。

ジャストインケース学習は、多くの場合、無駄になります。

もちろん、将来に備えて英語を学習するのも、就職で有利になるように資格を取ろうと勉強することも悪いわけではありません。

ただ、単純に学習効率の観点から効率が悪いのです。

ジャストインタイム学習

そして、ジャストインタイム学習とは、「今まさに必要だから学習する」という学習です。

結論から言うと、効率の良い学習は、「ジャストインタイム学習」です。

つまり、私たちがすべき学習はジャストインタイム学習であり、今、必要だから学ぶという姿勢を持つことが大切です。

なぜ、ジャストインタイム学習をすべきか?

なぜ、ジャストインタイム学習をすべきなのか、それには2つ理由があります。

理由1 情報の変化が激しいから

一つ目の理由は、膨大な情報に晒されている今、そして、この変化の激しい今において、もしかして使うかもしれないから学習しておこうという姿勢で情報と向き合い、学習すべきではないからです。

情報が膨大で学ぶことは際限なく出てきます。更にテクノロジー、社会情勢が常に早いスピードで変化している現代においては、いざ実践するときには、すでに情報は古くなってしまっている可能性が高い。

情報は常に変化しています。もしもの備えで学習したものは、その時になって結局は知識として活用できません。

多くの場合、学習したことが実際に活用されることはないのです。これに対して、ジャストインタイムで学ぶということは、今まさに必要なことを学ぶわけですから、非常に効率的です。

学ぶ範囲も限定的で、取り込んだ情報をすぐに活用するので、無駄がありません。

理由2 学習効率が高いから

二つ目の理由は、ジャストインタイム学習は、目的中心の学習であるため、学習効率が非常に高いからです。

ジャストインタイム学習は、今自分に必要なものを学ぶということです。今まさに自分が直面している壁をどう乗り越えるのか?を考え、学ぶことであり、学んだ後にすぐ行動することができます

実践を伴った学習が最も理解度が高く、記憶として定着しやすいのは、直感的に理解できると思います。

学んだことを実際にやってみるから、学んだことを真に理解でき、記憶にも残りやすい。

それに対し、ジャストインケース学習はどうでしょう?「いつか役に立つかも」で学習することは、すぐに活用されません。

学んだことをすぐ活用できませんから、行動を通じて学ぶことができません。知識を知識のまま脳に格納してしまい、そして、その格納された知識は二度と取り出すことはないのです。

これは、学習効率において、とても大切なことなのですが、学習は目的中心で考えなければなりません。

「何のために学習しているのか?」「その目的が何で、それを到達するために何を知る必要があるか?」を常に意識し、それに限定、特化して学ぶべきです。

ジャストインケース学習とジャストインタイム学習の最も大きな違いは、学習目的の明確さです。

ジャストインケース学習の目的は、今後必要になるかもしれないという備えです。ですから、どうしても目的が曖昧になってしまいます。

それに対し、ジャストインタイム学習は、今必要なことを学ぶので、目的が明確です。

学習は、目的が明確であれば、あるほど学習効率は上がります。目的が明確でなければ、どの範囲の情報をどのくらいの精度で収集すれば良いのか脳が判断できないのです。

あなたの今している学習には、明確な目的がありますか?

もし、この問いに明確に答えることができないのであれば、あなたの学習はジャストインケース学習となってしまっているかもしれません。

学習目的の重要性については、以前こちらの記事でもご紹介していますので、目を通してみてください。

学習と投資効率

私たちの時間は有限です。1日は24時間で、1年は365日と決まっています。

日々の仕事の時間、自分のやりたいことをする時間、家族との時間、これらの時間を確保しつつ、自分の目標のために自分を高め、スキルを高め、自分を磨く時間を確保しなければなりません。

忙しい今を生きるあなたは、今まさに必要なものを学ぶ、今求めていることを学ぶべきです。

目の前の大きな目標のために学ぶべきであって、将来必要になるのかよくわからないもののために、大切な時間を費やすべきではないのです。

いつか必要になるかもしれない「もしも」のために時間を費やすのではなく、あなたの強みや弱み、課題に対して、今ここで必要な本や教材に集中することです。

学習とは、自分に対する投資です。今ある自分の時間、労力、資金を将来への自分に投資しているのです。

投資ですから、その投資によってどれだけのリターンがあるのか、つまり、投資効率を考えることは当然のことだと思います。

学習を投資と捉えた時、投資効率を考え、最も投資効率が良いものから学習を進めるのが最も合理的な方法です。

そのためにも、ジャストインタイムの学習が大切なのです。

  • 自分が必要なものは何か?
  • その学習の優先事項は何か?

これらを知ることが投資のリターンを最大化するためのヒントになります。

選択と集中

あなたが成功するために必要不可欠な要素は何でしょうか?

つまり、これからあなたが学習すべきことは何でしょう?

要素を細かくして書き出してみてください。書き方や分類の仕方は自由、正解はありません。

一通り書き出したら、それらの中であなたが苦手なものはどれでしょうか?あなたのパフォーマンスに最も大きなインパクトを与えるものは何でしょうか?

このように自問することで、あなたは学習対象を定めていることになります。

「これを知っていれば」、「これをマスターできれば」ということを優先的に学べば、もっと早く効率的に目標を達成することができます。

まず、学習を始める最初のステップは、成功に不可欠な要素を特定し、何を学習するかを決めることです。

何事もそうですが、勝つためには戦略的に考えなければなりません。

戦略とは選択することです。学習においては、何を学び、何を学ばないのかを決めること。学習範囲を定め、どの順番で学習するのかを決めることです。

重要なのは、学習前に徹底的にこれを考えることです。これが中途半端でも学習はできますし、力技で何とかなるかもしれませんが、効率的ではありません。

何を学ぶかを精査し、対象を定め、優先順位を決め、集中的に学ぶ。これによって、自らの目標達成に沿いつつ、最短最速で学ぶことができるのです。

脳を鍛え、学習速度を上げる

実は、大人になってからでも脳は鍛えることができます。訓練によって、より効率的で効果的な学習ができるよう脳を訓練することができるのです。

これには、人が持つ「慣れ」という性質を利用します。

車を運転したことがあるのならわかってもらえると思いますが、高速道路から一般車道に入った時、急にスピードが遅く感じたことがないでしょうか?

高速道路で時速80kmのスピードで走っていたとして、一般道に入って時速60kmに速度を落とすと、遅いと感じるのです。

これは、高速道路を走っていたスピードに脳が慣れてしまったからです。この「スピードに対する慣れ」という人間が持っている性質を学習に応用することができます。

文字を読むスピード、聴くスピードは、この「慣れ」によってある程度速くなります。

今では、アプリによって、それがより容易になりました。テクノロジーの進歩によって、効率的な学習ができる環境が整ってきたのです。

この環境をフルに使って、自分自身の能力をより高めていきましょう。

何も意識せず、ただスマホでゲームしている人達とそれを活用するあなたでは1年後、2年後大きな差がついているはずです。

仮に、あなたが周りの人達よりも2倍の速さで本を読めたらどうでしょう?2倍の速さで音声を聴くことができたらどうでしょう?

その後の人生において、ずっと2倍速で情報を取り込み続けることができるということです。

その後の人生において、その差は広がっていくでしょう。これは、最終的にとんでもない差になります。

ですから、速く学習できるよう自分を訓練することはとても重要なことなのです。

速読

本を最後まで読み切ることができない・・・この原因の多くは、本を読むのが遅いことにあります。

本を読むのが遅いと、前回読んだ内容を忘れてしまっていて、読み返したりしているうちに飽きてしまい、結局読まなくなってしまいます。

そのような観点からも速読はとても重要です。

そして、本を読むのが遅い人がやってしまいがちなこと、それが本を読むとき、一言一句、脳内発声することです。

これを「サブボーカライズ」といいます。サブボーカライズしてしまうと、どうしても読むスピードは上がりません。文字を文字のまま理解するべきなのです。

本を読む本来の目的は既知の情報と未知の情報とのネットワークを築くことです。

決して一言一句読み飛ばさないことではありません。この対処法は、指で文字をなぞっていくことです。戻らないように、脳内発声しないように、ただ指でなぞりながら読み進めていくのです。

余談になりますが、本を声に出して読むことは速読と言う観点からは効率が悪いことなのですが、暗記の観点からはとても有効です。

効率的な暗記の方法として、「文字を読み上げる→文字を見ないでそれを発声してみる→これを繰り返す」、これでだいたいのことは暗記できます。

これを暗唱・暗誦と言ったりします。これは暗記するにはとても有効な方法です。

ただ、今回のテーマでもあるスピード学習という観点から向きません。

速読に話を戻しますが、速読できるように鍛えるためには、速読アプリがおすすめです。

検索すると多くのアプリがヒットするはずですので、色々と試してみてください。

訓練することによって、読む速度は2倍程度には簡単になります。読む速度を2倍にできれば、読書の時間を半分に節約できるということです。

もちろん、アプリを使わず、実際に本を意識的に早く読む訓練でも結構です。

私自身が実際にやっていたエクササイズをご紹介しましょう。それは、本を読む際に、理解できる限界のスピードを保ち、指で文字をなぞっていくのです。

この時に気を付けることは、決して前に戻らないこと。集中力が途切れて若干理解できないときでも指は一定のスピードで進ませます。

完璧主義の意識が読むスピードを遅らせます。早く読み終わってから、もう一度読めばいいくらいの意識でとにかく目を先に進めるのです。

速聴

聴く力も速読同様、鍛えることができます。再生速度を上げて聴いているうちにどんどん耳が慣れてきます。

2倍速くらいであれば、問題なく内容を理解できると思いますので、ぜひ試してみてください。

最初は速度を変えずに聴いて、内容を理解した上で、次の復習の際に1.5倍、次の復習の際に2倍と言うように速度を上げるのも効果的です。

検索すると、音声を何倍速で聴くのか設定できるアプリがいくつもありますので、自分の好みのものを使ってください。

そして、速聴する際は、よく聞き取れるようにイヤホンを使用しましょう。これで、かなり聞き取りやすくなります。

また、これは、感覚的なことなのですが、速聴しているときの方が脳の回転が速くなっている感覚があります。

速聴している方がより集中して聴こうとする意識が働くためです。通常の速度だと、話す間がありますからどうしても集中力が途切れてしまいます。

速聴に慣れてくれば、普段の生活でも情報の処理速度が速くなっているのを体感できるでしょう。物事を早く考えられるようになっている自分に気付くはずです。

実際、私はオーディオ教材は2.5倍速で聴いていますが、それでも内容は十分に理解できています。

もちろん、最初から完璧にできる必要はありません。最初からうまくやろうとする必要はないのです。何事も最初はうまくできないのは当然ですから、速く読んでみる、早く聴いてみる努力をするのです。

そして、それを繰り返すうちに速さにも慣れてきますし、内容も何回も聞くうちに理解できるようになります。

何事も限界を突破する唯一の方法は、最初からうまくやろうとしないことです。

「後でもう一度読み返せばいい」くらいで考え、とにかく学習を速く進める意識を持つことです。

そして、情報を脳に定着させるためには、何回も繰り返し記憶することがとても重要です。集中して1回で記憶するより、時間をおいて何回も記憶する方が記憶の定着率は高くなります。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?

ここまで、学習目的の重要性、効率的に学習するためのマインドセット、高速学習のための速読と速聴の方法についてお話してきました。

もし、より速く、効率的に学ぶことができれば、より多くのことを短時間で学ぶことができますし、何度も繰り返し学ぶことができます。

ぜひ、これまでやってきた自分の学習はどうだったのかを考えてみて、より効率的に学ぶためにはどのような取り組みすべきなのか、具体的に考えてみてください。

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