Close up of angry man with steam coming out from his ears

すぐキレてしまう人のための「怒り」学

  • なんでこんなにうまくいかないんだ?
  • なんで部下が自分が思うように動いてくれないんだろう?

そんな想いを抱きながら、朝からイライラ。ちょっとしたことでキレてしまう・・・。

ビジネスをしていれば、そんな「怒り」という感情は自然と生まれてくるものです。

もちろん、仕事であれば多少の緊張感は持つべきでしょうが、常にイライラ、ピリピリしていると、余計なエネルギーを使ってしまいますし、周りの人を委縮させてしまったり、職場の雰囲気を悪くしてしまう原因となります。

そして、今回指摘したいのは、その「怒り」の源泉が実は人の成長の邪魔をしていることがあるということです。

ここでは、なぜ怒りが生まれるのか?その根本原因を探り、なぜ人の成長を妨げてしまうのかについて考えていきます。

今回のお話を理解していただければ、あなたの仕事力はもちろん、人間力も確実にアップするでしょう。人間関係もうまくいき始め、人生の質自体がグッと上がるはずです。

  • 感情をコントロールできない・・・
  • すぐキレてしまう・・・

そんな悩みを抱いているのであれば、有効な改善策になるはずです。ぜひ、最後までお付き合いください。

「怒り」はなぜ生まれるのか?

まず、「怒り」という感情はなぜ生まれるかを考えていきましょう。

あなたは最近怒ったことがあるでしょうか?

もちろん、キレてしまうほど強い怒りでなくても、ちょっとイラッとしたことでも構いません。

上司、部下、家族など、人と関わっていれば、ちょっとした怒りは日常的に湧いてくるものです。少し、そのときの状況を思い出してみてください。あなたはなぜ怒ったのでしょうか?

実は、怒りは「現実と自分の想定とのギャップ」で生まれます。

例えば、自分はこうした方がいいと思うことを、部下がやってくれなかったとか。「言う必要ない」と思うことを言われたりだとか。現実と自分の想定とのギャップによって怒りは生まれます。

そして、着目すべきはギャップを生み出している「自分の想定」です。これが現実と乖離しているから怒りが生まれるのです。

自分の想定というのは、自分の考えと言ってもいいでしょう。自分の考えを固定化させて現実を見ているから、そのギャップに強く反応するのです。

逆に自分の考えを固定化させることなく、柔軟性を持たせることができたなら、ギャップは生まれません。

自分の考えを固定化させることは、「自分は正しい、相手は間違っている」というフィルタを通して現実を見ることです。

例えば、夜に自宅でトイレの灯りがつけっぱなしだったとします。ここで「使わないのなら電気を消すのが当然」と自分の考えを固定化してしまうと、灯りを消さなかった家族の誰かに対して怒りが湧いてきます。

つまり、灯りを消す=正義、灯りを消さない=悪というフィルタで現実を見るのです。

最後にトイレを使った人は、消すのが面倒くさかったのかもしれませんし、寝ぼけていたのかもしれません。次の人のためにわざとつけていたいたのかもしれませんし、単純に消すのを忘れてしまったのかもしれません。

ただ、いずれにしても「消さない」という選択をしたわけです。

灯りを消さないという選択をし、現実、灯りがついているという事実。実はそれ自体に正しいも悪いもありません。

ただ、自分の考えを固定化して現実を見てしまうと、それを見た時に、自動的に「灯りを消す=正義、灯りを消さない=悪」という構図で現実を判断してしまうのです。

自分の考えを固定化しないというのは、正義も悪もなく、ただ現実を現実のまま受け止めるということです。最後に使った人は何らかの考え(原因)があって消さなかったそれだけなのです。自分の考えを固定化させなければ、相手にぶつける怒りは湧いてきません。

ここでは、トイレの灯りを例に挙げましたが、これは人の争いのすべてに共通して言えることです。

例えば、外交問題や戦争でもそう。 大量破壊兵器を開発しているからといって果たしてその国を攻撃していいのでしょうか?自国民が殺されたからと言って、相手の国の人を殺してもいいのでしょうか?

結局、「正義」とは見る人の視点によって変わるもの。

人の怒りが生まれるメカニズムは、小さなことでも戦争というスケールが大きなものでも同じなのです。自分の考えを固定化させた瞬間に、感情が生まれ、争いの火種が生じます。

「怒り」は人の成長を阻害する

自分の考えを固定化させた瞬間に人は思考停止に陥ります。先ほども言った通り、自分の考えを固定化させるというのは、自分は正義、相手は悪というフィルタで現実を見ることです。

そうやって現実を見てしまうと、すべて相手に責任があると思い込みます。自分には責はない。あんたが変えろ、どうにかしろというわけです。

しかし、自分に責はないとすることは、それは自分の成長の伸びしろを潰すことに繋がります。

逆に、「今自分は何ができるだろう?」「何をすべきだろう?」「自分の何が足りないのだろう?」と自分自身に問うことが出来れば、成長する余地が生まれます。自分の足りない部分が自然と見えてくるのです。

それは、ある意味自分に厳しく、ストイックになるということです。

相手に責任があると思わず、まずは自分に責任がないか、自分に何ができるかを考えてみる。これは、自分の成長を促すとても大きな意識改革になります。

「怒り」を観察する

さて、ここまで人は自然と自分の考えを固定化してしまうこと。そして、固定化が自分の成長の邪魔をしてしまうということをお伝えしてきました。

難しいのは、意識しないと人は自然に自分の考えを固定化してしまうということです。

そこで、おすすめしたいのが感情日記です。感情日記とは、自分の感情にフォーカスして書く日記のことです。

まずは、自分が何を感じ、どう考えているのかを一旦書き出してみて、自分の感情に気付くことが大切です。そのために、自分の感情にフォーカスして日記をつけるのです。

大人になると、どうしても自分の感情に気付かないふりをするようになります。自分の感情に蓋をするといってもいいかもしれません。

私たちは、大人になるにつれ、感情を出すことは、自分の心をコントロールできない未熟者、みっともないと思うようになります。

その証拠に「感情的な人間」と聞くと、あまり優秀ではないイメージを抱くと思います。だから、客観的で論理的になろうとします。そうして、次第に自分の感情を押し込めたり、感情に気づかないふりをするようになるのです。

普段の生活の会話を思い浮かべてください。家族や同僚と会話するとき、どれだけ自分の感情について話していますか?「うれしかった」「たのしかった」などではなく、ただの事象についての話しかしていないでしょう。

人は感情で動く生き物。ビジネスにおいては、「感情で行動し、論理で正当化する」ということが言われるように、感情を動かすことがとても大切になってきます。

だとすれば、人の感情を動かすのに自分の感情を理解できないでどうするのでしょうか?そして、これまでお伝えしてきたように、自分の感情が自己成長の邪魔をすることもあるのです。

自分の感情と向き合う時間、現実に起きていることと自分を切り離す時間、その時間を日記をつけることで強制的に作ることができます。

自分の過去から学ぶこと。これは、何か新しいことを学ぶよりも何倍も効果的で意味のあることです。

そして、感情日記を書くルールはとてもシンプル。自分の感情を書き出す。これだけです。

最後に

もし、あなたがすぐキレてしまう、すぐイライラしてしまうのであれば、ちょっと思い返してみてください。

  • 自分の考えを絶対化していないでしょうか?
  • 自分は正しい、相手が間違っていると直感的に判断してしまってはいないでしょうか?

自分を固定化せず、自分の考えを疑う癖をつけることで自分をより成長させるヒントを得ることができますし、 人間関係もこれまでとまったく違ったものになるでしょう。

そのために、感情にフォーカスする日記をおすすめしました。

一日の終わりに、自分がどういったときに感情が動いたのか、そのときに自分がどのように世界を見ていたのかを思い出しながら記してみてください。

自己成長させるために新たなテクニック、ロジックを学ぶより何倍もの効果があるとても有意義な時間になるはずです。

GEAR
~Self Management Master Club~
必死に努力したりせず、
次々と目標達成を果たし、
自分の人生を自分の足で歩く・・・

そんな人生を一変させる
「スキル」を習得してみませんか?

今なら誰でも
無料で参加することができます。
無料で参加する

関連記事一覧