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【FX】取引時間の特性とトレード戦略

あなたは、トレードする時間帯をどれほど意識してトレードしていますか?

世界中で、24時間絶えず為替取引が行われています。各市場において、さまざまな人がさまざまな思惑を抱きながら取引をしています。

時間帯によって、取引が活発になる通貨やプレーヤーの性質は異なります。

時間帯による特性を理解し、トレード戦略に生かすことができれば、よりトレードはしやすくなります。

この記事では、それぞれの市場(取引時間帯)の特性をご紹介し、そこでとるべきトレードの基本戦略を考えていきます。

最後まで読んでいただければ、それぞれの市場での特性を理解でき、その特性に合ったトレードをすることができるようになるでしょう。

では、さっそくいきましょう。

1.外国為替市場の1日のサイクル

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外国為替市場は、株式などと違い、取引所などの特定の場所が存在するわけではありません。

仮想の市場で、為替市場の名前は東京市場やニューヨーク市場というようにそれぞれ取引の中心となる都市名で呼ばれています。

並行して複数の市場が開いていて、その中でさまざまな国の人たちが取引をしています。

市場が変われば

  • 取引する通貨
  • プレーヤー
  • 為替取引の目的

これらも当然変わりますから、値動きはそれぞれの市場で異なります。

ですから、時間帯によって値動きはまったく違うものになるという認識を持つべきです。

月曜の早朝に、ウェリントン市場からスタートし、その後、東京市場がオープンすると香港やシンガポールなど、アジアを中心に市場が活発になります。

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お昼を過ぎて中東、ドイツなど欧州の市場が開き始めます。

日本時間16時~17時頃には、ロンドン市場が開き、22時頃からニューヨーク市場が始まります。

ニューヨーク市場が閉まると、ウェリントン市場が開くといったサイクルで為替市場は常に動いています。

土曜の朝にニューヨーク市場が終わると、外国為替市場の1週間は終わります。インターバンク市場に参加する金融機関が休みである土曜、日曜、祝日は、取引は行なわれません。

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2.取引時間とトレードの基本戦略

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市場にはそれぞれ特徴があります。

ですから、各市場の特徴に合わせたトレード戦略を立てる必要があります。つまり、取引する時間帯によって、トレードの基本戦略を変える必要があるのです。

それにはまず、自分がトレードする時間帯の特性を把握することです。

長期トレードなど、ずっとホールドするようなスタイルなら取引時間は特に気にする必要はありませんが、デイトレードなど短期トレードでは、取引時間の特性をしっかりと把握しておくべきです。

3.市場ごとの特性

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24時間のうち、市場が最も活発になるのはいつか?

それは、欧州市場とニューヨーク市場が開いている時間帯です。

ロンドン、ニューヨーク市場の取引額は全ての外国為替市場の50%を超え、2つの市場が重なっている時間帯は1日の中で最も為替が活発に取引されます。

日本時間で言うと21時~26時までの約5時間ほどの時間帯です。それ以外の時間帯は値動きがそこまでは大きくなりません。

欧州市場、ニューヨーク市場の傾向

多く取引される通貨

米ドルやユーロ、ポンドなどの欧州通貨が多く取引されます。

値動きの特徴

この時間帯は、よくトレンドが発生します。

この時間帯では、市場が注目する重要な経済指標や要人発言が多く、一度値が動くと、その動きがそのままその日のトレンドとなるケースが多いのです。

発生したトレンドは、東京の仲値にあたるロンドンフィックスの午前0時(冬時間の場合は、午前1時)に向けて続くことが多い傾向があります。

この時間帯は、ボラティリティが高い傾向にありますから、デイトレードやスキャルピングをする場合は、この時間帯が狙い目です。

トレードの基本戦略

トレンドが出やすいという性質を持っていますから、トレンドフォロー戦略が基本になります。

トレンドが出たのを確認してからの押し目買い、戻り売りをしていきましょう。

オセアニア、アジア市場

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多く取引される通貨

日本円やオーストラリアドル、ニュージーランドドルなどオセアニア通貨がよく取引されます。

値動きの特徴

この時間帯では、その前の夜の欧州、ニューヨーク市場で付けた高値、安値やニューヨーク市場の終値を意識したレンジに留まる傾向があります。

ただし、これらを抜けてきた場合、トレンドが発生しますから、そうなった場合はトレンドフォローでついていくべきです。

トレードの基本戦略

基本的にはこの時間帯はレンジ相場となる可能性が高く、レンジ戦略が基本になります。

仲値の決まる9時55分まではドル円が動くこともありますが、基本的にはボラティリティが低い傾向にあります。

  • 欧州市場・ニューヨーク市場での最高値
  • 欧州市場・ニューヨーク市場での最安値
  • ニューヨーク市場の終値
  • 市場で意識されている節目

これらのポイントを意識した逆張り戦略を基本に考えていきましょう。

4.まとめ

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さて、ここまで取引時間による特性とそれをトレード戦略を生かすことをお伝えしてきました。

このような取引時間の特性は、チャートばかり見ていてはよくわからないものです。

チャート分析ももちろん大切ですが、取引する市場にどんな特性があるのかを理解し、トレードにどう生かすかを考えることが、勝敗を分かつ重要なポイントです。

ぜひ、目の前のチャートだけではなく、相場の背景情報にも気を配ってトレードしてみてください。

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