189459175

レンジは相場の7割を占めると言われています。

つまり、レンジ環境でのトレードが得意なら、トレードの機会に恵まれ、より多くの収益を得ることができるということです。

逆に苦手なら、トレードの機会を失い、得られる収益を取り逃がすことになります。

実は、レンジは規則性を把握できれば、トレードしやすい環境です。特にレクタングルは、わかりやすい上、よく出るパターンですので、ぜひトレードしてもらいたい場面です。

この記事では、中長期足がレンジ環境にある場合のトレード手法を紹介していきます。

では、さっそくいきましょう。

1.狙うべき相場環境と一連の流れ

まずは、狙うべき相場環境とトレードの一連の流れを見ていきましょう。

1-1 中長期足でレンジとなっている場面

この手法は、中長期足でレンジとなっている場面を狙います。

そのために、まずは中長期足のチャートに水平ラインを引いてみましょう。ラインを引くポイントとしては、何度も価格が反応していて、そこが抜けにくいと市場参加者に認識されるかどうかです。

水平ラインの引き方がよく分からないという場合は、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

水平ラインを使って正しくチャートを読む方法

レンジ環境下では、レンジ上限ではショート、レンジ下限ではロングが基本戦略です。

下のチャートを見てください。

range-trade01

レンジ上限では、ショートに優位性があり、レンジ下限ではロングに優位性があります。今回の手法は、このレンジの上限下限に価格が近付くのをひたすら待ちます。

1-2 中長期足のレジスタンス(サポート)ラインに接近

下のチャートの丸で囲んだ部分は、レンジの上限のラインに到達した場面です。この場面を短期足チャートでタイミングを計っていきます。

range-trade02

1-3 短期足で詳しい挙動を見ていく

さて、いよいよ短期足に移して、具体的なエントリータイミングを計っていきます。下のチャートは短期足のチャートです。

range-trade03

短期足でレンジ上限でのローソク足の挙動を詳しく見ていきます。短期足にすることで、細かい節目やローソク足の挙動を詳しく見ることができるのです。

1-4 タイミングを計ってエントリーしていく

そして、いよいよエントリータイミングを計っていきますが、次の3つエントリーポイントがあります。

  1. チャートポイントタッチ
  2. 短期足のトレンドの否定
  3. 短期足トレンドフォロー

下のチャートが①~③のそれぞれのエントリータイミングです。

range-trade04

①「チャートポイントタッチ」はリスクを取って、利幅をとりに行くエントリーポイント、③「短期足トレンドフォロー」はリスクが低いですが、利幅がとれないエントリーポイントになります。

どこでエントリーしていくかは、中長期足のレンジの水平ラインがどれだけ強力か、他の時間足のチャートポイントなど相場全体の相場環境によって決める必要があります。

実は、以前に中長期足がトレンド環境である場合のトレード手法をご紹介しましたが、3つのエントリータイミングは同じです。

違うのは、中長期足がトレンド環境であるか、レンジ環境であるかの違いだけ。

こちらの記事も併せて読んでみてください。

【FX手法】トレンド環境における高勝率トレード手法

2.エントリーの根拠

この手法でのエントリーの根拠は次の3つです。

2-1 中長期足のレジスタンス(サポート)ライン

レジスタンス(サポート)ラインでは、価格が反発しやすくなります。それは、ライン付近で逆張りによる新規注文と決済注文が出やすくなるからです。

中長期足のレジスタンス(サポート)ライン付近では、そのまま何事もなくスッと抜けることは少なく、一時的だとしても必ず反発はあるものです。

2-2 レンジの性質

レンジ環境では、価格はそのレンジ内を行ったり来たりし、ブレイクアウトしにくい性質があります。ですから、上限に行けば行くほど価格は下落余地が生まれ、下限に行けば行くほど価格は上昇余地が生まれます。

レンジ上限でショート、下限でロングに優位性があると言えるのです。

2-3 短期足でトレンドが否定されていること(「①チャートポイントタッチ」を除く)

range-trade04

①から②の間で、短期足のダウ理論上の上昇トレンドを否定しています。これは、短期足では上昇トレンドが一旦は終わったということを意味しています。

つまり、②、③では、短期足でトレンドが終わったことを確認し、中長期のレンジの逆の方向へ向かうかなり良いポジションを取れるというわけです。

3.利食いと損切り

利食いは、トレードスタイルによって異なります。

長くポジションを持つトレードスタイルなら、中長期足の上限下限を狙うなど、中長期足ベースに利食いを設定します。短期勝負のトレードスタイルなら、短期足ベースで利食いを設定します。

損切りは、エントリーの根拠がなくなるラインを明確に割ってきたら迷わず執行します。

4.成功率を高めるために

この手法での成功率を高めるために留意点が2つあります。

短期足では必ず押し戻しを待つ

短期足でエントリーしていく場合、必ず押し戻しを待つようにしましょう。

下のチャートを見てください。

range-trade05

×印のように伸び切った所で入ってしまうと、振り落とされ、損切りとなってしまいます。焦って入りたくなる気持ちはわかりますが、○印のような押し戻しを待って入るようにしましょう。

負け組のグループを外から静観し、その人たちが振り落としされてからポジションを取れる天邪鬼なマインドがトレードでは必要です。

増し玉する

エントリータイミングが3つもあるとどれを選べばいいのか迷うかもしれません。

そこで、おすすめしたいのが、ポジションを分割してエントリーすることです。

例えば、サポートライン(レジスタンスライン)に到達したら、まず1/3のポジションを保有します。

そして、想定通り相場が動いたら1/3ずつポジションを取っていくのです。こうすることによって、思惑に反したら損失を最小限にでき、思惑通りでもしっかりとポジションを持つことができるのです。

range-trade06

5.まとめ

さて、ここまで中長期足がレンジ環境にある場合のトレード手法を紹介してきました。

ぜひ、以前にお伝えした「トレンド環境下でのトレンドフォロー手法」も併せて読んでください。

相場環境が違うだけで、エントリーの仕方はまったく同じであることをわかっていただけると思います。

この2つの手法を通じてお伝えしたいことは、全体的な相場環境を把握することが重要だということ、細かいエントリータイミングよりも狙うべき方向と狙うべき場所が大切だということです。

これらは、私自身トレードでとても大切にしていることです。ぜひ参考にしてみてください。

189459175
最新情報をチェックしよう!