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FXで僕が退場せずに生き残れている5つの理由【FX歴8年】

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どうすればFXで退場しないで済むの?
何に気を付ければいいの?

そんな疑問に答えます。

FXで僕が退場せずに生き残れている5つの理由

私がトレードを始めたのは今から8年前。

この8年の為替市場を振り返れば、様々な暴落や暴騰がありました。そんな厳しい相場環境の中、幸い僕は退場せずに生き残ることができています。

市場参入する9割もの人が負けると言われる厳しいこの世界で生き残ることができているのは、何かしら生き残るためのポイントを押さえることができているからだと思います。

この記事では、「僕がFXで8年間退場せずに生き残れている5つの理由」と題して、僕がどのような意識で市場と向き合ってきたのか、潜在的なリスクに対する具体的な対処法も交えてお伝えしていきたいと思います。

今回この記事を書くにあたり、自分の思考を改めて整理してみると、「これって市場で生き残るための本質だな」と思うことが多々ありました。

ですから、読んで実践してもらうことで、あなたの市場での生存率も確実に上がると思います。

ぜひ、最後までお付き合いください。

僕がFXで8年間退場せずに生き残れている5つの理由

1.相場の優位性をちゃんと認識する

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僕が生き残ることができた1つ目の理由は、相場の優位性を認識できていたからだと思います。

相場の優位性を認識してトレードをすることは、FXで退場しないためにとても大切なことです。

もし、僕が「トレードとは何か?」と聞かれたとしたら、相場の優位性を探して鞘を抜くことと答えます。

トレードの本質は、ラインとか手法、インディケーターなどではありません。これらは、手段であって本質ではないのです。

そもそも「相場の優位性」とは何か?それは、「そうなる可能性の高い場所や状況」のことです。

例えば、

  • 上昇トレンド・・・価格は上がりやすい → 買いに優位性がある
  • レンジ下限・・・価格が反発しやすい → 買いに優位性がある
  • 長い下ヒゲが出現・・・上昇のサインとなる → 買いに優位性がある

このように、買いか売り、どちらかに有利になる場所や状況が相場の優位性です。こういった相場の優位性を探して、組み合わせてトレード戦略を作っていきます。

そもそも、トレードは買うか売るかしかありません。チャートを何も見ないでトレードしても勝率5割のゲームです。

実際にトレードするとなれば、スプレッドなどトレードコストがありますから、通常、何かプラスαで勝率や利幅を高めていく必要があります。そして、そのプラスαが相場の優位性です。

ファンダメンタルズ分析、テクニカル分析、いずれにしてもその目的は、この優位性を探すためです。この視点がないと、いくら分析をしたとしても、一貫性のないトレードになりますし、目をつぶってトレードするのとあまり変わりません。

もちろん、感覚的にエントリーしても何となく勝てるときももちろんあります。

しかし、このビギナーズラックが終わった後は、必ず負け始めます。大数の法則のとおり、トレード回数を重ねれば、本来の勝率に収束しますから、それなりの勝率に収まるわけです。

だから優位性がない場面でトレードしても何の意味もないですし、トレードスキルの蓄積にもなりません。

相場の優位性がある場面にだけトレードをする。この前提でトレードをしなければならないのです。

そのために大切なことが2つあります。

①自分の手法が相場のどの優位性を取るためのものかを知ること

まず、1つ目が、自分の手法が相場のどの優位性を取るためのものなのかを知ることです。

自分の使っている手法が相場のどこを狙うものなのか知らなければ、どのような相場の優位性を探せばいいのかわかりません。

手法によって見つけなければいけない優位性は変わってきます。

順張りを狙うなら、トレンドが発生している場面を探すべきでしょうし、逆張りを狙うのであれば、レンジの上限下限など価格が反転するポイントを探すべきです。

自分の手法が何を狙うのかによって、探し出す相場の優位性は変わります。

②その場面を徹底的に待つ

そして、2つ目が、相場の優位性が生まれる場面をしっかりと待つことです。

もし、順張りを狙うのであれば、レンジブレイクアウトして、一気にボラティリティが高くなる場面をひたすら待つ。

狙った状況が整うまで、ひたすら待つスタンスが大切です。優位性のあるポイントだけ狙っていく。勝てる相場だけで勝ちに行く。このスタンスがとても大切です。

2.自分のパフォーマンスを知る

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僕が生き残ることができた2つ目の理由は、自分のパフォーマンスをちゃんと知っていたからです。

あなたは自分のトレードパフォーマンスを知っていますか?

自分のトレードパフォーマンスを知ることはFXで退場しないためにとても大切なことです。

なぜなら、これがトレードを継続するためにとても大切なことだからです。

トレードを継続させるためには、次の4つの数値を把握することがとても大切です。

  • 勝率&リスクリワードレシオ
  • 最大連敗数
  • 最大ドローダウン

その理由をこれらの数値の意味&算出方法とともにご紹介していきます。

①勝率&リスクリワードレシオ

勝率は、

勝ちトレードの回数 ÷ トレードの回数 × 100

で算出されます。

勝率は、普段の生活でも馴染みが深いので、何となくイメージがつくと思います。勝率が高ければ、勝っている回数が多いということです。

リスクリワードレシオは、

勝ちトレードの平均 ÷ 負けトレードの平均

で算出されます。

これは、リスクに対してどれだけリターンを得ているかということです。これには、金額ベースでの割合を出すのとpipsベースでの割合を出す場合があります。

例えば、一週間のトレード結果のリスクリワードレシオを出す場合は、一般的に「勝ちトレードの平均金額÷負けトレードの平均金額」で算出します。

一トレードの見込みのリスクリワードレシオを算出する場合は、一般的に 「利確までの幅(pips数)÷損切りまでの幅 (pips数) 」で算出します。

いずれにしても、少ないリスクで多くのリワードを得られていれば良いので、リスクリワードレシオは、数字が大きければ大きいほど良いわけです。

ただ、勝率とリスクリワードレシオ、これらは単独の数値では意味がなく、重要なのは2つの数値のバランスです。

これらは破産確率を知るために重要な数値でもありますが、メンタルを安定させるためにとても大切な数値になります。

むしろ、僕はこちらの意味で重要視しています。

では、これについて詳しく解説しましょう。

そもそもの手法の基本的な考え方として、

勝率の高い手法=リスクを取らなければならない。
→値幅を取らないから、勝率は高くなる。
→値幅を取れない分、ロットを上げないと資金が増えない。

勝率の低い手法=リスクを取ってはいけない。
→値幅を取るから、勝率は低くなる。
→勝率が低いから、ロットを下げないと資金が尽きる。

勝率と取れる値幅は相互に関係し合っています。勝率を高めようとすれば、取れる値幅は小さくなるし、値幅を取ろうとすれば、勝率は低くなります。

勝率とリスクリワードレシオは、トレードオフの関係にあるのです。

勝率の低い手法には、潜在的に連敗するリスクがあります。

勝率が低いのですから、連敗は不思議なことではありません。仮に、10%のリスクを負ってトレードしていたら、たった5連敗で資金が半分になってしまいます。

勝率が低い手法であれば、5連敗とか普通にありますから、これは明らかにリスクの取り過ぎです。

自らの手法のパフォーマンスを知らないことで、適切なリスク量を取れず、トレードを続けられなくなってなったり、いつになっても資金が増えなかったりするのです。

自分の勝率&リスクリワードレシオを知っていれば、連敗しているときでも自分の手法を信じることができますし、焦らずに済みます。

特に、「勝率が低い&リスクリワードレシオ高い」の手法の場合、連敗が必ずあるので、手法を信じられなくなって途中でトレードルールを変えてしまったりします。

これは、全く意味のないことです。ある程度トレード回数を重ねて初めてプラスに回るのであって、その手法を使い続けなければ、ただの負けトレードで終わります。

自分のメンタルを安定させるためにも、自分の勝率&リスクリワードレシオを知っておくことが大切です。

②最大連敗数

次に最大連敗数です。これは、言葉のとおり、最高で何連敗したのかということです。

これまでの最大連敗数を把握しておくことで、メンタルを保つことができます。

また、最大連敗数を更新してしまうような場合、自分の手法と相場環境が合っていない可能性も出てきます。

相場環境の分析を徹底的に行い、その手法を使うべき環境にあるのかを再検討する必要があるかもしれません。

③最大ドローダウン

次は、最大ドローダウンです。これは、簡単に言うと、どれくらい沈む可能性があるのか?ということです。

例えば、月初めに資金が50万円あったとします。30万円まで落ち込んで、少し戻して35万円でその月が終わったとすれば、最大ドローダウンは20万円になります。

この経験から、自分は少なくとも月に40%の資金を減らす可能性があるということがわかるわけです。

最大ドローダウンを把握しておくことで、精神を安定させることができます。連敗や大きな損失を被ると、自分が思っている以上にメンタルがダメージを受けます。

これのよくあるパターンとして、

  • 負ける→手法を変える→負ける→手法を変える→負ける→(繰り返す)
  • 負ける→また負ける→またまた負ける→取り返そうと思って大きなポジションを取って大負けする(再起不能)

ということがあります。

腰を据えて同じ手法を取り組むためにも、過大なポジションを持たないためにも、自分の手法における

  • 勝率&リスクリワード
  • 最大連敗数
  • 最大ドローダウン

これらを把握することで、冷静に手法と向き合えるようになります。

そして、さらに大切なことは、撤退ポイントを設定することです。

  • どのくらい負けたらやめるか・・・1日あたりの許容損失額
  • 何回負けたらやめるか・・・1日あたりの許容連敗数

これだけ負けたら一旦トレード中止するというルールを自分の中に作ること。これも重要なリスク管理の一つです。

これは日毎、週毎、月ごと、自分のトレードスタイルに合わせればいいでしょう。

退場には、人の感情が大きく作用します。感情に振り回されない仕組みづくり、ルール作りがとても大切です。

ここまでお話したように、徹底してリスク管理しておれば、そうそう退場することはありません。

3.資金を絶対に減らさない

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僕が生き残ることができた3つ目の理由は、資金を減らさないことを徹底できていたからです。資金を減らさないことは、FXで退場しないためにとても大切なことです。

もし、あなたがこれからトレードを始めるのであれば、声を大にしてお伝えしたいことがあります。

それは、「資金を減らすな」ということです。

「お金を増やすためにトレードするんだから、当たり前だろ!」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。

僕がここで言いたいのは、資金を減らしてしまうと、その後どんどん稼ぎにくくなるということです。

では、詳しく解説します。

もし、仮にあなたが資金の-50%失ってしまったとしたら、この-50%の資金を取り返すためにその後、トレードでどれくらいの利回りが必要になるかわかりますか?

ここで聞いているのは、100万円持っていて、50万円になってしまった。その50万円から100万円に戻すための利回りです。

ちょっと考えてもらえばわかりますが、50万円を増やす必要がありますから、100%の利回りが必要となります。

資金を50%減らしてしまうと、それを取り戻すためには100%が必要となる。これが、資金を減らしてしまうと、どんどん稼ぎにくくなる理由です。

そもそも利回りが100%達成できるなら、最初のドローダウンがなければ、200万円になっていました。

投資は掛け算。「資金」×「利回り」ですから、「資金」を減らしてしまうと、どうしても総数は小さくなります。

「利回り」は簡単に上がりませんから、投資で一旦資金を減らしてしまうと、蟻地獄に引き込まれる蟻のように、どんどん脱出ができなくなってしまうのです。

資金を増やすためにはそもそも資金が必要です。

だから、もし現在兼業でトレードしていて、より多くの利益を得たいなら、トレードでの利益に期待するだけではなく、毎月口座に追加入金して積み立てていくことです。

そうやって運用資金を徐々に増やしていくことで、目標金額により早く達成することができます。

退場を回避するためには、メンタルの管理だけではなく、このような投資の基本的な原理原則を押さえておくことがとても大切です。

いくら優秀な手法やテクニックが仮にあったとしても、こういう原理原則を理解していないと必ずやられてしまいます。

僕が実践していた資金を減らさないための工夫は、後述します。

4.ポジション管理を徹底する

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僕が生き残ることができた4つ目の理由は、ポジション管理を徹底していたからです。

ポジション管理を徹底することもFXで退場しないためにとても大切なことです。これを聞いて反論する人はいませんよね。当たり前の話です。

過大なポジションを取ってしまうと、逆行した際、速攻で退場しなければいけなくなってしまいます。

ただ、重要なのはその仕組みづくり。

人のメンタルはとても弱いものですから、相場がちょっと上下するだけで意志なんて簡単にブレます。ちゃんとルールを作って、意志をできるだけ排除する仕組み作りが大切です。

ポジション管理を考える上で大切なことが2つあります。

①リスク量の設定

これは、1回のトレードでどれくらいリスクを取るのかを決めることです。言い換えると「1回のトレードでどれくらいの負けまで許すのか?」ということです。

例えば、100万円の資金で運用し、1回のトレードで1万円までは負けてもいいと考えるのなら、リスク量は1%となります。

この取るべきリスク量は、一般的に1%~5%とされています。

仮に、5%のリスクを取るのであれば、20連敗すれば資金が尽きてしまう計算になりますので、正直これはリスク取りすぎかなと思います。(ちなみに私は1%)

いずれ大切なのは、1トレードの最大損失額を決めて、1トレードあたりの損失額を固定してしまうことです。

②損切りの設定

次に考えるべきは、損切りをどこに置くのかということです。

どこに損切りをおくべきか?それは、自分のトレードの優位性が崩れるところです。

例えば、上昇トレンドがトレードの優位性だとすれば、上昇トレンドが崩れるところに損切りを置く。レンジの上限がトレードの優位性なのであれば、レンジが崩れるところに損切りを置く。

この基準で損切りを考えるようにすれば、損切りポイントは割と簡単に決まるはずです。

損失額は、次の算式で求められます。

損切りまでのpips数 × ロット = 損失額

ですから、次の算式のとおり、許容損失額に収まるようにロットを調整すれば、損失額は固定されます。

ロット(X) = 許容損失額 ÷ 損切りまでのpips数

でロットを求めます。

例えば、許容損失額が1万円で100pips離したところに損切りを置くとすれば、1万通貨でトレードすることになります。

  1. 許容損失額を決める
  2. 戦略に合った損切り幅を決める
  3. ①と②からロット数を逆算する

このように、許容損失額を固定した上で、ロット数をコントロールするのです。

損切りについては、次の記事でも詳しく解説していますので、こちらもぜひ参考にしてください。

≫参考:投資効率を最大化する正しい損切り(ロスカット)の知識のすべて

5.当分負けることを想定しておく

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僕が生き残ることができた5つ目の理由は、当分負けることを想定できていたからです。

FXを始めるとすぐ儲けることができると考えている人が案外多くてびっくりします。もしかして、そもそも優秀で何かを始めてすぐ結果を出してきた人達なのかもしれません。

僕は何においても人よりも結果を出すのが遅くて、FXも最初から利益を出せるなんて考えていませんでした。最低1年は勝てないだろうななんて思っていました。(最終的に3年かかりましたが・・・)

もちろん、世の中にはセンスの良い人がいて、いきなり勝てる人も実際にいると思います。トレードは知識量とか経験量で決まるものでもありませんから。ただ、自分はそうではありませんでした。

過去にスポーツをやっていた人ならわかると思いますが、どんなスポーツでも入部してすぐに先輩に勝てませんよね。

3年くらい頑張った結果、それなりにうまくなって、他の人にも勝てるようになる。何かスキルをゼロから習得しようと思ったら、どうしても修行期間が必要になります。

これをトレードに置き換えて考えると、大切なことは、お金を捨てるつもりでトレードすること、もしくは投資資金を徹底的に抑えることになります。

修行期間なのですから、当然負けることを想定しておく。資金を失う可能性があるわけですから、生活資金でトレードなんて絶対にやっちゃダメです。

僕が実践トレードを始めるにあたり、気を付けていたのは、修行期間と稼ぐ期間をちゃんと分けることです。

  • 修行期間・・・負けるという前提で、レバレッジを最高に落としてトレードする。
  • 稼ぐ期間・・・資金量の1%で運用する。

自分のスキル習熟度に応じて運用額を変動させ、メリハリを付けて運用をするのがおすすめです。

修行期間を経験し、勝率とリスクリワードが自分の目標値に達してから、通常のリスク量でトレードすればいいと思います。

前述したように、トレードで効率的に資金を増やすためには、最初に絶対に資金を減らしてはいけません。

スキルが未熟な修行期間に資金を減らさず、目先のお金に振り回されず、徹底的に手法を磨く必要があります。この期間にできるだけお金を貯めて、稼ぐ時まで備えておくのです。

トレードスキルが未熟な場合、この方法は本当におすすめです。自分で期間と目標のトレードパフォーマンスを定めて、ぜひやってみてください。

こちらは、過去に書いた修行期間におすすめの勉強法&練習法です。こちらも参考になると思いますので、ぜひ併せて読んでみてください。

≫参考:最短最速でトレードスキルを習得する勉強法・練習法

最後に生き残ってなんぼ

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さて、ここまで8年間退場せずに生き残れている5つの理由をお伝えしてきました。

僕自身、退場しないで済んだ理由を考えてみると、結局、リスク管理に行き着きました。でも、やっぱりここが一番大切になってくるんですよね。

仮に月に何百万も勝ったとしても、翌月退場してしまったら、何の意味もありません。テクニカル分析がどうのこうの、手法がどうのこうのなんてのは、トレードにおいては、かなり初期の悩みです。

最終的に行き着く悩みは、継続してトレードを続けられるかどうか。そこの継続力です。

リスク管理を理解しないでFXを始めることは、ルールを理解しないでスポーツを始めるのと同じです。

まずは、自分が挑戦しようとしているゲームのルールをちゃんと理解すること。

相場は生き残ってなんぼのゲームです。仮に、野球で9回2アウトまでノーヒットノーランだったとしても、最後の1人にホームランを打たれたら負けです。

負けという結果だけでいうと1回で20点取られるのと結果は変わりません。最後の最後に立っているのが勝者となる世界です。

ぜひ、あなたもリスク管理を徹底して、厳しい市場から退場してしまわないようがんばっていきましょう。私も引き続き退場しないようにがんばります。

※ちなみに、FXにはさまざまなリスクが潜んでいて、そのリスクをまとめた記事を以前書きました。ぜひこちらも併せてご覧ください。

≫参考:FXの10のリスクとその対処法!【絶対に押さえておくべき】

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