
さて、今日はUSDJPY(米ドル/円)です。
レンジ相場が続くドル円。今週に入ってやや上昇しましたが、レジスタンスラインの107.5円を上抜けることなく失速。今週も揉み合いの様相を呈しています。
今日は、レンジ内のトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.07.15【USDJPY】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング
・ショート
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.07.15【USDJPY】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 110
- 105
があります。
トレンドはレンジ。陰陽入り混じり、横ばいが続いています。今月のローソク足は陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向きで、バンドの先端はやや萎んでいます。揉み合いを反映してボラティリティは低下気味。
現在値は、ちょうど-1σのあたりにあります。
- トレンドはレンジ
- 陰陽入り混じり揉み合い
- 今月のローソク足は陰線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 108
- 106.5
があります。
トレンドはレンジ。揉み合っていて、直近のローソク足は、陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、ほぼ横向き。バンドも横を向き始めています。
ミドルバンドで上値を抑えられているようにも見えます。現在は、ミドルバンドの下。ミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近の流れも揉み合い
- 今週のローソク足は陽線
- 週足20MAで上値を抑えられている
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 107.5
- 107
があります。
トレンドは下降トレンド。ただ、直近では上に戻しています。昨日のローソク足を見ると、揉み合った末、上下のヒゲが長く、実体が小さな陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは横向き。バンドの先端も平行な横向きとなって完全にレンジ傾向を示すバンドの形状です。
このような形状の場合、ボリンジャーバンドの±2σの往復運動をする傾向にあります。
現在値は、ミドルバンドのすぐ上。ミドルバンドと+1σの間にあります。
- 日足では下降トレンド
- 直近は戻していて上昇傾向
- 昨日のローソク足はヒゲ&実体が小さな陰線
トレード戦略
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
月足、週足ではレンジ。日足では下降トレンドとなっています。
日足チャートを見ると、107.5円のすぐ上に週足20MAが降りてきていることから、ここらで反落する可能性があります。
まずは、この107.5円付近からのショートが考えられます。
また、日足ではレンジ傾向にあることから、106.5円付近での反転を狙うロングも考えられるでしょう。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

- 【ロング】106.5円で反発を狙うロング
- 【ショート】107.5円で反落を狙うショート
ロング
【戦略】: 106.5円で反発を狙うロング
【戦略の優位性】:
・レンジ相場
・106.5円サポートライン
【エントリー】:106.5円指値ロング
【損切り】:106.5円の少し下
【ターゲット】:107円
まずは、ロング戦略です。
レンジ相場が続く中、106.5円サポートラインが機能する可能性が高いことから、106.5円で指値ロングを狙います。
損切りは、106.5円の少し下。ターゲットは、107円まで狙っていきます。
ショート
【戦略】: 107.5円で反落を狙うショート
【戦略の優位性】:
・日足下降トレンド
・107.5レジスタンスライン
・週足20MA
【エントリー】:107.5円指値ショート
【損切り】:週足20MAの上
【ターゲット】:107円
次にショート戦略です。
107.5円の水平線の上に週足20MAが降りてきています。日足下降トレンドの中、107.5円付近から反落してくる可能性が高いことから、107.5で指値ショートを狙います。
損切りは、週足20MAの少し上。107円まで狙っていきます。
今後の見通し
さて、ここまでUSDJPYのチャート分析をしてきました。
USDJPYについては、揉み合いが続いていて、方向性が見い出せない相場環境が続いています。
こうした時は、レンジを見極めてその往復を取るような戦略が有効です。
今週の注目指標は、明日の米国で発表される新規失業保険申請件数&小売売上高です。この指標発表直後は、相場が動く可能性があります。
- 揉み合いが続くドル円。レンジ内を狙う。107.5で指値ショート。106.5円で指値ロングを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日。