
さて、今日はNZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)です。
本日は、米国が独立記念日の振り替え、金融市場は休場です。注目度の高い経済指標の発表もないことから、静かな相場となりそうです。
恐らく、あまり動かないと思いますが、一応今日のトレード戦略を立てておきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.07.03【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング
・ショート
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.07.03【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.676
- 0.65
- 0.62
があります。
トレンドは下降トレンド。ただ、直近のローソク足の流れは上。大きな下落の後、急激に上に戻しています。
陽線が連続示現。今月のローソク足も陽線ですね。
そして、この下降トレンドに対して、上値抵抗線(トレンドライン)を引くことができ、現在、このラインにタッチしているという状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向きで、現在やや上抜けています。
バンドはやや内向きとなっていて、直近の戻しを反映しています。
現在値は、ミドルバンドの少し上。ミドルバンドと+1σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の流れは上方向
- 今月の足は陽線
- ミドルバンド(20MA)を上抜けてきた
- トレンドラインにタッチ
週足
次は週足です。

トレンドは上昇トレンド。流れは上方向です。今週の足も陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)はほぼ横向き。バンドは上下に広がりボラティリティが高まっている様子がわかります。
現在値は、+1σの上。+1σに支えられているようにも見えます。
- トレンドは上昇トレンド
- 直近の流れは上
- 今週のローソク足は陽線
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.6535
- 0.638
があります。
トレンドは上昇トレンド。直近の流れとしては揉み合い。昨日のローソク足は陽線となっています。
0.6535が直近高値ですが、ちょうど月足で引いたトレンドラインと重なっていて、レジスタンスとして機能しています。
ここを上抜けることで、もう一段上げていきそうです。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは横向き。バンドの先端は横向きに近く、揉み合いを反映したバンドの形状です。
現在値は、ミドルバンドを上抜け、+1σ付近にあります。
- 日足は上昇トレンド
- 直近では揉み合い傾向
- 昨日のローソク足は陽線
- 0.6535とトレンドラインの重合点が抵抗に
トレード戦略
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
週足、日足では上昇トレンドで上げているものの、月足で引いたトレンドラインにタッチし、ここを上抜けていくのか、それとも抵抗されて落ちてくるのかというところです。
まずは、トレンドラインを上抜けたら押し目買いを狙うロング戦略が考えられます。
そして、トレンドライン反発からの下落を狙っていくパターン。すぐ下に日足20MAがあることから、これをきっかけとして戻り売りを狙いたいと思っています。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

- 【ロング】月足トレンドライン上抜けからの押し目買い
- 【ショート】月足トレンドライン反発からの戻り売り
ロング
【戦略】: 月足トレンドライン上抜けからの押し目買い
【戦略の優位性】:
・週足、日足上昇トレンド
・月足トレンドライン上抜け
・0.6535上抜け
【エントリー】:0.6535上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:0.6535の少し下
【ターゲット】:0.658 or 0.676
まずは、ロング戦略です。
月足トレンドラインを上抜けることで、さらに上値を試す可能性があります。
そこで、0.6535を上抜け確認後、押し目買いを狙っていきます。損切りは、0.6535の少し下。
ターゲットは、日足直近高値を狙うなら0.658。更なる上昇を狙うなら0.676となるでしょう。
ショート
【戦略】: 月足トレンドライン反発からの戻り売り
【戦略の優位性】:
・月足下降トレンド
・月足トレンドライン反発
・日足20MA下抜け
【エントリー】:日足20MA下抜けを確認して戻り売り
【損切り】:日足20MAの少し上
【ターゲット】:0.638
次にショート戦略です。
月足トレンドラインで反発、下に落とされたところを戻り売りで狙うパターンです。
日足20MA下抜けを見たいことから、日足20MA下抜けを待ちます。
日足20MA下抜けから戻り売り。損切りは、0.647の少し上。ターゲットは、0.638まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
冒頭で述べた通り今日はあまり動かないかもしれませんので、来週の勝負になるかもしれません。
いずれにしても、現在の月足トレンドライン付近の攻防には注目です。
- 月足トレンドライン上抜けから押し目買い。仮に反発して下落するようなら日足20MA下抜けを待ってから戻り売りを仕掛けていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日。