
さて、今日はEURUSD(ユーロ/米ドル)です。
ここ最近のEURUSDは、1.12~1.127のレンジを形成。1.12がサポートラインとして機能しつつも、日足20MAで上値を抑えられる展開です。
そんなEURUSDの今日のトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.07.02【EURUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング①
・ロング②
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.07.02【EURUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.15
- 1.08
があります。
トレンドはレンジ。直近の流れとしては上。1.08で反発上昇し、陽線が続いています。今月のローソク足は陽線ですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は横向きで、バンドも横向きでレンジを示すバンドの形状です。
現在値は、ミドルバンドの上。ミドルバンドと+1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近の流れは上方向
- 今月のローソク足は陽線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.14
- 1.12
- 1.11
があります。
トレンドはボラティリティのあるレンジ。直近の流れは上方向。陽線が並んでいて、今週のローソク足も陽線となっています。
1.14付近では、週足の200EMAも降りてきていて、抵抗となっています。上ヒゲが印象的です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は上向き。バンドの上下は広がっていて、ボラティリティが高まっているのがわかります。
現在値は、+1σと+2σの間。+1σで下値を支えられているようにも見えます。
- トレンドはレンジ
- 直近の流れは上方向
- 今週のローソク足は陽線
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.135
- 1.115
があります。
トレンドはレンジ。ローソク足を見ると、横並びとなっています。昨日のローソク足は陽線です。
1.12付近では下ヒゲを出していることから、反発している様子がわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは横からやや下向き。バンドの先端はほぼ横向きとなっていて、揉み合い傾向にあるバンドの形状です。
現在値は、ミドルバンドの下。日足からも1.12~日足20MAのレンジ傾向であることがわかります。
- 日足ではレンジ
- 直近の流れは揉み合い(1.12~日足20MA)
- 昨日のローソク足は陽線
トレード戦略
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
上位足ではレンジ傾向を示していて、現在考えられる戦略としては、レンジ上限のブレイクアウトからの押し目買いを狙うか、レンジ下限からロングを狙うかですね。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

- 【ロング①】レンジ上限ブレイクアウトからの押し目買い
- 【ロング②】1.12サポートラインに引き付けてロング
ロング①
【戦略】: レンジ上限ブレイクアウトからの押し目買い
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・レンジ上限(1.127)上抜け
・日足20MA上抜け
【エントリー】:1.128上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:日足20MAの少し下
【ターゲット】:1.135
まずは、一つ目のロング戦略です。
レンジ上限(1.127)をブレイクアウトすると、抵抗となっていた日足20MAも上抜けますので、さらに上値を試す可能性があります。
そこで、1.128を上抜け確認後、押し目買いを狙っていきます。損切りは、日足20MAの少し下。ターゲットは、1.135まで狙っていきます。
ロング②
【戦略】: 1.12サポートラインに引き付けてロング
【戦略の優位性】:
・月足、週足直近上昇の流れ
・1.12サポートライン
【エントリー】:1.12まで引き付けて指値ロング
【損切り】:1.12の少し下
【ターゲット】:日足20MA(1.127)
次にもう一つのロング戦略です。
現在、1.12のサポートラインを下限として、1.127までのレンジを形成しています。そこで、レンジ下限まで引き付けてのロングが考えられます。
1.12に引き付けて、指値ロング。損切りは、1.12の少し下。ターゲットは、日足20MA付近の1.127まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。
上位足の流れから上方向の目線を持っていますが、日足20MAの壁に阻まれ、1.12のサポートラインを下に切ってくることも想定されます。
1.12を切って、更に1.115を下に切ってくるようなら、目線は下。戻り売りを狙っていきます。
とりあえずは、今週1.12がサポートラインとして機能しているうちは、上目線で相場を見ていきたいと考えています。
- レンジ上限を上抜けたら押し目買い。レンジ下限(1.12)まで下げたらラインに引き付けてロングを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日。