
さて、今日はGBPUSD(ポンド/米ドル)です。
先週のGBPUSDは、世界的な経済活動再開を受け、欧米株価が上昇したことにつられて上昇。
1.24手前まで上昇するものの、英とEUの貿易交渉の不透明感が伝わると、リスク回避のドル買いが進み、下落しました。
米中対立の激化というリスクも市場にくすぶる中、今週はどう動くのか?今週のGBPUSDのトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.31【GBPUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.31【GBPUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.35
- 1.2
があります。
トレンドは下降トレンド。直近のローソク足も陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、緩やかな下向き。バンドも下向きとなっています。
ボリンジャーバンド-2σタッチで反発を受け、下ヒゲを出しています。現在値は、-1σの下のあたりに位置していますね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近のローソク足は陰線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.26
- 1.25
- 1.22
- 1.21
があります。
トレンドはレンジ。直近のローソク足は陽線が連続で出ています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは平行に下を向いています。俯瞰して見た場合の傾向としては、下落基調となっています。
現在、ミドルバンドに向かっていてミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近のローソク足は陽線が連続示現
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.24
- 1.23
- 1.225
- 1.2165
があります。
トレンドは上昇トレンド。ローソク足を見ても陽線が続いていて、上昇傾向です。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、下向き。バンドの先端は内向きとなっていて、ボラティリティが低下しているのがわかります。
現在は、ボリンジャーバンドのミドルバンドを上抜け、ミドルバンドと+1σの間にあります。
- 日足では上昇トレンド
- 直近の流れも上方向
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
月足を見ると、下落トレンド。ボリンジャーバンド-2σタッチで反発しています。
週足、日足を見ると、上昇傾向となっていて、この上昇に乗るロング戦略が一つ考えられます。
では、ショートはどうでしょう?
上位足を見ても、現在値に近い所ではちょっと売り場がわからない。1.2165を下抜けたあたりでは、ショートを狙っていきたいですが、現在値からちょっと距離がありますね。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:1.24を上抜けたら押し目買い
【戦略の優位性】:
・週足・日足上昇基調
・1.24ブレイクアウト
【エントリー】:1.24上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:1.24の少し下
【ターゲット】:1.25
まずは、ロング戦略です。
週足と日足を見ると、上昇傾向。先週は、高値を目指すものの1.24突破は届かず下落。現在1.235付近まで下落しています。
そこで、先週高値更新をきっかけにトレンドフォロー・ロングを狙う戦略が考えられます。
具体的なエントリーとしては、1.24上抜けを確認後、押し目買い。損切りは、1.24の少し下。ターゲットは、1.25まで狙っていきます。
今後の見通し
さて、ここまでGBPUSDのチャート分析をしてきました。
仮にこのまま上昇し、1.25付近まで上昇した場合、上値が重くなる展開を予想します。
というのも、週足20MAと日足200EMAがちょうどその辺に降りてきているからです。このあたりで反転の逆張りを狙っていきたいと考えています。
まあ、とりあえず今週は、先週高値を上抜けるかどうかに注目ですね。
- 先週高値付近1.24を上抜けたら押し目買い。仮に下を狙うなら、1.25付近で逆張り。もしくは、1.2165下抜けのタイミングで戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日で5月も最後ですね。良い休日をお過ごしください。