
さて、今日はNZDUSD(NZドル/米ドル)です。
昨日は、新型コロナウイルスによる都市封鎖(ロックダウン)が緩和されたことに伴う経済活動再開期待や新型コロナウイルスのワクチン臨床試験が進展した報道によって、欧米株価は大きく上昇。
ダウ平均も1000ドル超の上昇を見せました。米10年物国債利回りも上昇していて、各通貨でリスクオンのドル売りが進んだ模様。
NZDUSDも、大きく上昇していて、このまま上昇を続けるか注目です。そんな、NZDUSDの今日のトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.19【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.19【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.62
- 0.55
があります。
トレンドは下降トレンドとなっています。大きく下げた後は揉み合いとなっていて、直近のローソク足は、陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向き。バンドの先端は上下に広がっていて、ボラティリティが高まっている様子がわかります。
現在値は、-1σの下のあたり。-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 大きく下げてからの揉み合い
- 直近のローソク足は陰線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.615
- 0.585
があります。
トレンドは下降トレンド。大きく下げた後、揉み合いとなっています。直近のローソク足は陽線。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドの先端は内向き。揉み合いが反映されてきたバンドの形状となっています。
現在値は、ミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 現在は揉み合い
- 直近のローソク足は陽線
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.6
- 0.592
があります。
トレンドはレンジ。直近のローソク足は陽線となっています。
現在、ちょうど日足20MAに到達。ここを上に抜けられるかに注目ですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、下向き。バンドはほぼ横向き。揉み合いが反映されたバンドの形状となっています。
- 日足ではレンジ
- 直近のローソク足は陽線
- 日足20MAに到達
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
月足、週足レベルでは下降トレンド。大きく下げた後、揉み合いとなっている状況です。
日足20MAに到達し、これを上抜けることができるか注目ですね。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:日足20MAを上抜けたら押し目買い
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・日足20MA上抜け
【エントリー】:0.605を上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:0.605の少し下
【ターゲット】:0.615
まずは、ロング戦略です。
日足20MAに到達し、ここを上に抜け切れるか注目です。これを上抜けると、上昇を続ける可能性が高くなります。
エントリータイミングとしては、0.605上抜けを見ていきます。0.605を上抜け確認後、押し目買い。
損切りは、日足20MAの少し下。ターゲットは、0.615まで狙っていきます。
ショート
【戦略】:0.6下抜けを確認後、ショート
【戦略の優位性】:
・月足・週足下降トレンド
・日足20MA反発
・0.6下抜け
【エントリー】:0.6下抜けを確認後、戻り売り
【損切り】:0.6の少し上
【ターゲット】:0.592
次にショート戦略です。
仮に、日足20MAで上値を抑えられて、0.6を下回るようなら弱気相場と判断し、ショートを狙っていきます。
0.6下抜けを待ってから戻り売り。損切りは、0.6の少し上。ターゲットは、0.592まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
昨日の流れを引き継ぎ、上昇を続けるか注目です。
正直、狙いたい方向は、下方向。上位足では下降トレンドとなっており、日足チャートを見ても、やや弱気相場に転換しそうな形状となっているからです。
まだ先の話ですが、仮に0.585を下抜けるようなら、思いっきり売りで攻めていきたいですね。
- 日足20MAを上抜けたら押し目買い。反落して0.6を下抜けるようなら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日。