
さて、今日はNZDUSD(NZドル/米ドル)です。
NZDUSDは、今週下落基調。昨日も大きく下落し、節目である「0.6」を下に切ってきました。
今日は、この下落の流れに乗るトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.14【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.14【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.62
- 0.6
- 0.55
があります。
トレンドは下降トレンド。ただ、3月に0.54694を付けた後に反発。今月のローソク足は陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向き。バンドの先端は上下に開いてボラティリティが高まっていることがわかります。
現在値は、-2σのすぐ上のあたり。-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 反発上昇を経て、今月は陰線となっている
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.61
- 0.585
があります。
トレンドは下降トレンド。現在は、この下降トレンドの調整となっている状況です。直近のローソク足を見ると長い陰線となっていますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向き。バンドは広がりながらも下を向いています。
現在値は、ボリンジャーバンドの-1σの上あたり。ミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近のローソク足は長い陰線
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.592
があります。
トレンドはレンジ。上値と下値を切り上げながら、上昇しているようにも見えますが、上値が重く、直近で0.6を下抜けてきています。
この流れを見ると、上位足の下降トレンドに回帰していく可能性が高いですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、横向き。バンドの先端は平行の横向きとなっていて、ボリンジャーバンドの形状は、レンジ傾向を示しています。
ミドルバンドを下抜け、現在値はちょうど-1σ付近にあります。
- 日足ではレンジ
- 直近は下落傾向
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
月足、週足では下降トレンド。日足では下降トレンド中の調整となっている状況です。
0.6の節目を下に割ってきたことから、下降トレンドに乗っていくトレンドフォロー・ショートを狙いたいと思います。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ショート
【戦略】:下降トレンド回帰を狙うショート戦略
【戦略の優位性】:
・月足・週足下降トレンド
・0.6下抜け
【エントリー】:0.6を上抜けできないことを確認後ショート
【損切り】:0.6の少し上
【ターゲット】:0.592
0.6を下に抜けてきましたので、0.6がレジスタンスラインとして機能することを確認後、ショートを狙います。
損切りは、0.6の少し上。ターゲットは、日足で引いた水平線の0.592まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
今日は、0.6を下に抜けてきたことからサポレジ転換を狙って、戻り売りを仕掛けていく戦略でした。
0.6がレジスタンスラインとして機能すれば、想定どおりとなりますが、どうなるでしょうか。
仮に上に戻すようであれば、ブレイクアウトはダマシ。レンジ継続ということで、素直に損切りします。
今週注目すべき経済指標としては、
- 本日 21:30 米新規失業保険申請件数
- 明日 21:30 米小売売上高
があります。これらの経済指標をきっかけに米ドルが大きく動く可能性があります。
発表数値が市場予想よりも良ければ無風。市場予想よりも悪ければ、一気にリスクオフの流れとなり、ドル買いとなる可能性があります。
- 0.6下抜けによるサポレジ転換を狙って戻り売りを仕掛けていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、今日も頑張っていきましょう!