
さて、今日は久しぶりにUSDCHF(米ドル/スイスフラン)です。
USDCHFは、今年4月に入ってからレンジを形成。およそ0.96~0.98の間で推移しています。
そんなUSDCHFの今週のトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.11【USDCHF】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.11【USDCHF】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.02
- 1.00
- 0.96
があります。
トレンドはレンジ。およそ0.92~1.02の間で推移しています。
直近では、レンジ下限に向かう途中、レンジ中段に到達。やや反発している様子です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、横向きでバンドも横向き。現在値は、-1σ付近にあります。
- トレンドはレンジ
- 0.92~1.02で推移
- 直近では反発上昇している
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.98
- 0.97
があります。
トレンドはレンジ。直近では陽線を付けています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き。バンドは内向きでボラティリティは縮小傾向にあることがわかります。
ミドルバンド(20MA)を上抜け、現在値は、ミドルバンドと+1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近のローソク足は陽線
- 週足20MAを上抜け
日足
次に日足です。

トレンドはレンジ。およそ0.96~0.98で推移しています。
直近の流れとしては、レンジ上限から下限へ向かって下落する途中で、レンジ中段0.97に差し掛かかって反発。
この0.97は、ラウンドナンバーというだけでなく、
- 週足20MA
- 日足20MA
これらが重なっていることから、意識されて強いサポートラインとなりそうです。反発の下ヒゲも見えますよね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、ほぼ横向き、バンドも平行に横方向となっています。
現在、ミドルバンド(日足20MA)に支えられている様子で、下ヒゲを付けて反発。ミドルバンドと+1σの間にあります。
- 日足ではレンジ
- 直近では下落後反発
- 0.97はサポートラインとして機能しそう
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
上位足を見る限り、レンジ環境であることは確か。明確に片一方にトレンドが出ているわけではありませんが、秩序のあるレンジを形成しており、トレードはしやすい状況にあるのかと思います。
直近でポイントとなるのは、やはり直下にある0.97。ここを下に抜けると、さらに一段下げそうですね。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:チャートポイント重合点反発からのロング
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・0.97反発
・週足20MA&日足20MA反発
【エントリー】:0.973上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:0.973の少し下
【ターゲット】:0.978
まずは、ロング戦略を考えていきましょう。
やはり注目すべきは0.97。ここは、ラウンドナンバーということだけではなく、週足20MAと日足20MAが接近するチャートポイントの重合点となります。
ここがサポートラインとして機能する可能性が高く、特にレンジ環境では反発上昇する可能性が高いと言えるでしょう。
そこで、ここでの反発上昇を見ていきますが、そのきっかけとして2時間足の下降トレンドの否定を見ます。
そこで、下降トレンドの基準高値である0.973の上抜けを見ます。
0.973上抜け確認後、押し目買いを狙っていきます。損切りは、0.973の少し下。ターゲットは、直近高値の0.978までを狙っていきます。
ショート
【戦略】: チャートポイント重合点下抜けからのショート
【戦略の優位性】:
・2時間足下降トレンド
・0.97下抜け
・週足20MA&日足20MA下抜け
【エントリー】:0.968下抜けを確認後、戻り売り
【損切り】:0.97の少し上
【ターゲット】:0.96
次にショート戦略です。
0.97付近のチャートポイント重合点を下に抜けると、0.96を目指して下落する可能性が高くなります。そこで、ここを下抜けしたら戻り売りを狙っていきます。
きっかけとしては、先週付けた安値0.968下抜け。これを下に抜けたら戻り売りを狙っていきます。
損切りは、レジスタンスラインとして機能しそうな0.97の少し上。ターゲットは、0.96までを狙います。
今後の見通し
さて、ここまでUSDCHFのチャート分析をしてきました。
今週は、2時間足チャートの着色部分を上か下に抜けた方についていくシンプルな戦略です。
上位足を見る限り、上よりは下の方が思いっきり攻めていけそうな印象があります。
いずれ、どちらに抜けるのか注目してチャートを見ていきたいと思います。
- 基本目線は、下方向。0.968下抜けを待ってからショート。仮に反発上昇し、0.973を上抜けるようならロングでついていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日は月曜日。GW明けできついかもしれませんが、今日も一日頑張っていきましょう!
それでは、また明日。