
さて、今日はEURUSD(ユーロ/米ドル)です。
EURUSDは、3日連続の上昇。金曜日には、先月15日に付けた高値1.0991を上抜け、ストップロスを巻き込んで1.102まで上昇しました。
引けにかけては調整下落となり、現在1.0979付近です。
EURUSDの今週のトレード戦略と今後の見通しについて解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.03【EURUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.03【EURUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.15
- 1.09
があります。
トレンドは下降トレンドとなっています。下げ基調ではありますが、直近の足は陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向きでバンドも下向き。バンドの先端は内向きとなっていて、ややボラティリティが低下気味です。
現在値は、-1σの下のあたり。-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 下落基調ながら直近のローソク足は陽線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.11
- 1.1
があります。
トレンドはレンジ。揉み合っていて、直近のローソク足は、陽線となっています。
- 1.1のラウンドナンバー
- 週足ミドルバンド(20MA)
これらがレジスタンスとなって、下げている様子がわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは広がりながらも下を向いているのがわかります。
ミドルバンドで抵抗され、現在はミドルバンドのすぐ下。ミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近のローソク足は陽線
- 週足20MA&1.1で抵抗を受けている
日足
次に日足です。

トレンドはレンジ。ただ、直近では3日連続の陽線。上げ基調です。
週足でも見たように、週足20MAと1.1のレジスタンスラインで抵抗を受けて下落。上ヒゲをつけていますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、上向き。バンドの先端は上下に広がり、ボラティリティが高まっている様子がわかります。
一時、ボリンジャーバンドの+2σを突っ切る上昇。現在は、+2σの下のあたりにあります。
- 日足ではレンジ
- 直近は上昇傾向
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
上位足ではレンジ。直近上げ基調ですが、週足20MA&1.1によって上値を阻まれている状況です。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:1.1を上抜けたら押し目買い
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・1.1ブレイクアウト
・週足20MAブレイクアウト
【エントリー】:1.1上抜け確認後、押し目買い
【損切り】:1.1の少し下
【ターゲット】:1.11
まずは、ロング戦略です。
週足20MAと1.1を上抜けることで、さらに上値を試す可能性があります。
そこで、1.1を上抜け確認後、押し目買いを狙っていきます。損切りは、1.1の少し下。ターゲットは、1.11まで狙っていきます。
ただ、すぐ上には日足の200EMAがありますので、この辺で上値が重くなる可能性はあります。
ショート
【戦略】:1.1を上抜けできないことを確認後、ショート
【戦略の優位性】:
・月足下降トレンド
・1.1レジスタンスライン
・週足20MA
【エントリー】:1.1付近で再度反落したのを確認してショート
【損切り】:1.1の少し上
【ターゲット】:1.09
次にショート戦略です。
1.1付近まで上昇後、再度1.1を上抜けできないことを確認して、ショートを狙います。
損切りは、1.1の少し上。ターゲットは、1.09まで狙っていきます。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。
週足20MA&1.1のレジスタンスは、結構厚いと思いますので、ショート戦略が本線です。
もちろん、1.1付近まで戻らずこのまま下落する可能性はあります。その際にはスルーです。
仮に、1.1を上にブレイクアウトしたら、戦略を切り替えて押し目買いを狙っていくことになります。
- 1.1付近まで上昇、上抜けできないことを確認できたらショートで狙っていく。仮に、1.1を上抜けたら押し目買い。
以上、EURUSDのチャート分析&トレード戦略でした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。それでは、また明日。