
さて、今日は、EURUSD(ユーロドル)です。
昨夜の為替は、ドルが売られる展開に。特に、EURUSD、USDJPY、GBPUSDあたりで大きく動きました。
EURUSDについては、大きく上昇し、上値を探る展開となっています。今日はこの上値目途、そして、今後訪れる反転ポイントを解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.05.01【EURUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.05.01【EURUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.15
- 1.09
があります。
トレンドは下降トレンド。直近も陰線が続いています。最近では、1.09に張り付くように下ヒゲを付けながら推移しています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向きでバンドも下向き。下降トレンドが巡航している様子がわかります。
現在値は、-1σと-2σの間にありますね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の足も陰線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.1
- 1.08
があります。
トレンドはレンジ。直近の足を見ると、陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き。バンドは急激に広がりを見せていて、ボラティリティが高まっている様子がわかります。
現在値は、ミドルバンドに向かっていて、ミドルバンドと-1σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近の足は陽線
日足
次に日足です。

日足でもレンジ。直近では陽線が連続示現。1.1に向けて上昇を続けています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、やや上に向いています。バンドの先端も上方向。
昨日の上昇で+2σにタッチし、そこから調整が入り、現在は+1σと+2σの間にあります。
- 日足もレンジ
- 直近の流れは上方向
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
昨日大きく上昇し、1.1に向かっている状況です。
この1.1は、4月中旬に付けた高値付近であり、ちょうど週足20MA付近ということで、強く意識されるポイントになりそうです。
これを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:1.1を上抜けたら押し目買い
【戦略の優位性】:
・直近の流れは上方向
・1.1上抜け
・週足20MA上抜け
【エントリー】:1.1上抜けからの押し目買い
【損切り】:1.1の少し下
【ターゲット】:1.11
まずは、ロング戦略です。
レジスタンスラインとして意識される1.1を上抜けたら、更に上値を目指す展開となりそうです。
そこで、1.1を上抜けたら押し目買いを狙っていきます。損切りは、1.1の少し下。ターゲットは、1.11まで狙っていきます。
ただ、途中で日足の200EMAがあるのが気になるところ。この辺も一旦のレジスタンスになって揉み合うことも想定されます。
ショート
【戦略】:1.1で反落後、戻り売り
【戦略の優位性】:
・月足下降トレンド
・1.1レジスタンスライン
・週足20MA
【エントリー】:1.1で反落したら戻り売り
【損切り】:1.1の少し上
【ターゲット】:1.09
次にショート戦略です。こちらが本線になります。
1.1は意識されるラインとなりそうですので、ここまで上昇後、反落してきたら戻り売りを狙っていきます。
1.1付近にショートの指値を置いてもいいと思いますが、私的にはライン付近での動きを見た後、成り行きで狙いたいところです。
損切りは、1.1の少し上。ターゲットは、1.09まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。
昨夜の上昇を引き継ぎ、1.1まで到達してからのトレード戦略でした。
基本的には、1.1で反転することを想定してショートを狙うスタンス。逆に、上に抜いてきたら、素直にトレンドフォローでロングを狙っていく流れとなります。
今日は金曜日。週末ということも加味して相場を見ていきたいと思います。
- 基本戦略としては、1.1で反転のショートを狙っていく。そのまま上に抜けていった場合は、素直にトレンドフォローのロング。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日は金曜日。明日からGWという方も多いかもしれませんね。今日もがんばっていきましょう!
それでは、また明日。