
さて、今日は、USDCAD(米ドル/カナダドル)です。
昨日のFOMC( 米連邦公開市場委員会 )を経て、株式市場は堅調。為替相場はドル売りとなりました。
USDCADについては、原油価格も堅調であったことから、ドル売り・カナダドル買いが進んでいます。
目先の安値到達で、ここを下に抜けることで一段安となりそうな展開。今日のUSDCADのトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.30【USDCAD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.30【USDCAD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.4
- 1.38
があります。
トレンドは上昇トレンドとなっています。ただ、直近の足は陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、上向き。バンドも上下に広がっていて、ボラティリティが高まっているのがわかります。
ボリンジャーバンド+3σを突っ切って上昇してから反落。大きな上ヒゲを付けて下落しています。現在はちょうど+3σ付近。
- トレンドは上昇トレンド
- 直近の足は陰線
週足
次は週足です。

トレンドは上昇トレンド。ただ、大きく上げてから上下しながら下落しています。直近の流れは下方向ですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、上向き。バンドは上下に広がっていて、いまだボラティリティが高い様子が示されています。
現在値は、+1σを下抜け、ミドルバンドに向かっているところ。
- トレンドは上昇トレンド
- 直近では揉み合いながら下落傾向
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 1.3875
があります。このラインが直近の安値で引けるラインです。
日足を俯瞰して見た場合、いまだ上昇トレンド。だた、直近では完全に下方向の流れとなっています。
昨夜、直近安値である1.3875に到達しています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、下向き。バンドの先端も下向きの寸胴型。下方向への流れができているのがバンドの形状からもわかります。
ボリンジャーバンドの-1σを下抜け、現在値は、-1σと-2σの間にあります。
- 日足ではいまだ上昇トレンド
- 直近では完全に下方向への流れ
- 昨夜、直近安値である1.3875に到達
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
大きな流れとしては、上方向であるものの、直近の流れは完全に下。そこで、一時的な下落の流れを狙っていくトレンドフォローを仕掛けていきます。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ショート
【戦略】: 直近安値更新からの戻り売り
【戦略の優位性】:
・直近下落の流れ
・直近安値更新(1.3875ブレイクアウト)
【エントリー】:1.3875を下抜けてから戻ったところをショート
【損切り】:1.3875の少し上
【ターゲット】:1.38
直近安値である1.3875を下にブレイクアウトした後、戻り売りを狙っていきます。
損切りは、1.3875の少し上。ターゲットは、月足で引いた1.38まで。この辺で反発の可能性がありますので、ここで一旦利確します。
今後の見通し
さて、ここまでUSDCADのチャート分析をしてきました。
直近の流れに乗るトレンドフォローが本線。チャートを見る限り、まだ買いにはいけません。仮に、
- 1.4上抜け
- 日足20MA上抜け
これらが達成されてやっと買いにいけるかなと思っています。
とりあえずは、目先の安値が更新されるのかどうか、ここに注目ですね。
- 直近安値更新されるか注目。下にブレイクアウトしたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日は木曜日。今週も今日を含めてあと二日です。
今日もがんばっていきましょう!