
さて、今日は、NZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)です。
昨日のNZDUSDは、ニュージーランドのロックダウン部分緩和が決定しているものの、オアNZ準備銀行(RBNZ)総裁が今後も量的緩和などを継続する方針を示したことで、弱含み。
現在、節目となる0.6を下回っています。月足で見ると、下降トレンドとなっていて、この下降トレンドに回帰するかという場面。
今日のNZDUSDのトレード戦略&今後の見通しです。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.22【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.22【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.62
- 0.6
- 0.55
があります。
トレンドは下降トレンドとなっています。
ただ、今月のローソク足を見ると、上下のヒゲが長く、実体部分がほとんどないのがわかります。つまり、レンジとなっているということですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向きでバンドは上下に開いています。
ボリンジャーバンドを見ると、現在値はちょうど-2σ付近に達しています。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の足は実体が限りなく小さい
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 0.61
- 0.585
があります。
トレンドは下降トレンド。ただ、直近で戻しながら揉み合っているのがわかります。
直近のローソク足は陰線となっていて、0.6のラインを下に抜けてきました。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドの先端も下向きとなっています。
現在値は、-1σとミドルバンドの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近戻しつつも揉み合い。今週のローソク足は陰線。
日足
次に日足です。

日足でもいまだ下降トレンド。直近では揉み合いとなっていて、昨日のローソク足は陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、上向き。このミドルバンドを昨日下抜けてきました。
バンドの先端は内向き。レンジの様相を呈しています。
- 日足も下降トレンド
- 直近で揉み合い。昨日、0.6&日足20MA下抜け。
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
大きな流れとしては下方向。現在戻していて、下落回帰となるか、それとも直近の流れに沿って上昇していくのかという場面です。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:0.6上抜けからの押し目買い
【戦略の優位性】:
・0.6上抜け
・日足20MA上抜け
【エントリー】:0.6上抜け後、押し目買い
【損切り】:日足20MAの少し下
【ターゲット】:0.608
まずは、ロング戦略です。
0.6を上抜ると、一時的に上昇の流れとなりますので、0.6の上抜けを待ってから押し目買いを狙っていきます。
損切りは、直下の日足20MAの少し下。ターゲットは、直近高値の0.608付近がいいでしょう。
ショート
【戦略】: 直近安値更新後の戻り売り
【戦略の優位性】:
・直近安値(0.594)下抜け
・日足20MA下抜け
【エントリー】:0.594を下抜けてから戻り売り
【損切り】:0.594の少し上
【ターゲット】:0.585
次に、ショート戦略です。
昨日付けた安値0.594付近を下抜けると、下げが加速し、下降トレンドに回帰する可能性があります。
そこで、0.594下抜けを待ってから戻り売りを狙っていきます。損切りは、0.594の少し上。ターゲットは、0.585まで狙っていきます。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
ボラティリティが低下し、日足ベースでも揉み合いを示すチャートとなっています。
どちらに行くのかは正直読めませんし、ここは焦らず、自分で決めたラインを抜けた方についていきます。
- 0.6を上抜けたら押し目買い。0.594を下抜けたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もがんばっていきましょう!それでは、また明日。