
さて、今日は、USDJPY(ドル円)です。
昨日のドル円は、注目される経済指標の発表もなく、手掛かり不足で大きな方向感が出ませんでした。
ボラティリティが低くなっている分、今後、どう動くのか注目されます。
今日は、ドル円のトレード戦略&今後の見通しについて、チャートを見ながら一緒に考えていきましょう。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.21【USDJPY】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.21【USDJPY】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 110
- 105
があります。
トレンドはレンジ。ローソク足を見ても実体が小さいローソク足が並んでいます。
とはいえ、少しずつ下落していて、直近の流れは下方向のようです。
上下にトレンドラインを引くことができ、この中でレンジを形成しています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向き。バンドは寸胴型でやや下向きとなっています。
現在値は、-1σの上のあたりに位置しています。
- トレンドはレンジ
- 実体が小さいながらも流れは下方向
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 109
- 108
- 107
があります。
トレンドはレンジ。方向感が見えません。ただ、直近のローソク足では陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)はやや下向きで、バンドはほぼ横向き。レンジの傾向を見せています。
現在値は、-1σのあたりにあります。
- トレンドはレンジ
- 直近のローソク足は陽線
日足
次に日足です。

日足で意識されている価格として、現在値に近いところでは、
- 107.5
があります。
日足でもレンジ。方向感が見えませんね。直近で107円~108円のレンジを形成し、どちらに抜けるのかというところ。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドの先端は内向きとなっていて、ボラティリティが低下しているのがわかります。
現在値は、ミドルバンドと-1σの間にあります。
- 日足もレンジ
- 107~108円でのもみ合いとなっている
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
上位足を見てきましたが、なかなか方向感が見えません。こういった時は、短期のレンジを抜けたら、短く抜いていくのがセオリーです。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:108円上抜けからロング
【戦略の優位性】:
・レンジ上限(108円)突破
【エントリー】:108円上抜け後、押し目買い
【損切り】:108円の少し下
【ターゲット】:108.5円(日足20MA)
まず、ロング戦略です。
レンジ上限の108円を上抜けたら、短期で上方向に行く可能性がありますので、押し目買いを狙っていきます。
損切りは、108円の少し下。ターゲットは、日足20MAが迫っていますので、108.5円手前までを狙います。
ショート
【戦略】:107.5を下抜けからショート
【戦略の優位性】:
・107.5円下抜け
・2時間足トレンドライン下抜け
【エントリー】:107.5円を下抜けてから戻り売り
【損切り】:107.5円の少し上
【ターゲット】:107円
次にショート戦略です。
2時間足を見ると、安値を切り上げた揉み合いとなっていて、安値を結ぶトレンドラインを引くことができます。
このトレンドラインと107.5円を下に抜けると、短期で下に行く可能性がありますので、戻り売りを狙います。
損切りは、107.5円の少し上。ターゲットは、107円までを狙っていきます。
今後の見通し
さて、ここまでUSDJPYのチャート分析をしてきました。
現在、ボラティリティが低くなっていますので、新たなきっかけが出てくるまで107.5~108円で推移する可能性があります。
こうした時は、抜けたと思っても戻すダマシの動きが頻発しますので、飛びつきには要注意です。
いずれ、今回立てた戦略どおり、上下に抜けた方についていきます。
- 108円を上抜けたら押し目買い、107.5円を下抜けたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、また明日。