
さて、今日は、USDJPY(ドル円)です。
14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。
ドル売り円買いが進み、一時107円を割り込みましたが、現在午前5時半を回った時点で107円の上に戻しています。
107円はラウンドナンバーであり、かつ週足チャートでも引くことのできる重要な水平ラインですから、ここを下に抜けるのかどうか注目されます。
そんな、ドル円の今日のトレード戦略と今後の見通しです。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.15【USDJPY】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.15【USDJPY】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 110
- 105
があります。
トレンドはレンジ。上下にトレンドラインを引くことができ、三角保ち合いとなっていることがわかります。
直近のローソク足を見ると、上ヒゲの長い陰線が連続して出現。トレンドライン(上値抵抗線)が意識されています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き。バンドも寸胴型で緩やかな下向きとなっています。
現在値は、-1σ付近にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近の足は陰線が連続示現
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 108
- 107
があります。
トレンドはボラティリティの高いレンジ。直近では陰線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは上下に広がっていて、ボラティリティが高まっている様子がわかります。
現在値は、-1σを下抜け、-1σと-2σの間にあります。
- トレンドはレンジ
- 直近のローソク足は陰線
日足
次に日足です。

日足でもトレンドは明確に定義できません。ただ、直近のローソク足は陰線が続いていて、流れは下方向となっています。
107円に到達し、ここからさらに下落するのか注目されます。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、上向き。バンドの先端はやや閉じ気味です。
現在値は、ボリンジャーバンドの-1σを下抜け、-1σと-2σの間にあります。
- 日足ではレンジ
- 直近では陰線が続き、下落の流れ
- 107円到達
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
上位足では明確なトレンドは出ていないものの、下落の流れとなっていることから、下方向へトレンドフォローでついていきたいと思います。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ショート
【戦略】: 直近の流れに乗るトレンドフォローショート
【戦略の優位性】:
・直近の下落基調
・107円ブレイクアウト
【エントリー】:107円を下抜けてから戻り売り
【損切り】:107円の少し上
【ターゲット】:月足トレンドライン
現在、107円の少し上付近。107を下へブレイクアウトした後、ショートでついていきます。
損切りは、107円の少し上。ターゲットは、月足で引いたトレンドライン付近まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。
直近の流れは下方向ですので、とりあえずは売り目線。まだ買いを狙える相場環境にはありません。
仮に、108円を上抜けてきた場合、もしくは、107円がかなり強いサポートとなることを確認できない限りは、まだ買いで入れないと思います。
- 107円を下に抜けるか注目。107円を下に抜けたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日も一日がんばっていきましょう。
それでは、また明日。