
さて、今日は、NZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)です。
先週は、ドル需要が緩んだことから、NZDUSDは上昇。日足チャートを見ると陽線が並んでいます。
NZDUSDの今週のトレード戦略と今後の見通しです。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.13【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.13【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 0.62
- 0.6
があります。
トレンドは下降トレンドとなっていますが、3/19に「0.54694」を付けた後、相場は反発。長い下ヒゲを付けて反発したのがわかります。
今月のローソク足を見ると、その流れを受けて陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向きでバンドは上下に広がっています。
-3σを突っ切る大きな下落の後反発。現在は、-2σも上抜けてきて、-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の足は陽線となっている
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 0.61
- 0.585
があります。
トレンドは下降トレンド。ただ、直近で長大陽線を付け、上昇しているのがわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは上下に広がっていて、ボラティリティが高まっているのがわかります。
現在値は、-1σ付近にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近で長大陽線示現
日足
次に日足です。

定義上では、日足も下降トレンド。ただ、直近では高値と安値を切り上げていて、上昇の流れができています。
先週のローソク足を見ると、陽線が並んでいますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、横向き。バンドの先端も横を向き出し、レンジを示唆しています。
ミドルバンド、+1σを上抜け、現在は+1σと+2σの間にあります。
- 日足では下降トレンド
- 直近では上昇の流れができている
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
大きな下落後、直近では上昇の流れとなっています。
このまま上昇を続けるのか、それともどこかで上げ止まり、下落の流れへと転換していくのか注目です。
これらを踏まえて、2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:直近の流れに乗るトレンドフォローロング
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・0.61ブレイクアウト
【エントリー】:0.61ブレイクアウト後、押し目買い
【損切り】:0.61の少し下
【ターゲット】:0.62
まずは、直近の流れに乗るトレンドフォローロングです。
0.61をブレイクアウトするのを待ってから、押し目買いを狙っていきます。
損切りは、0.61の少し下。ターゲットは、直近安値0.62まで狙っていきます。
月足チャートを見ると、この0.62が強いレジスタンスラインになりそうですので、引っ張るとしてもここが限界でしょうね。
ショート
【戦略】:上位足のトレンドに沿うトレンドフォローショート
【戦略の優位性】:
・月足~日足下降トレンド
・0.6ブレイクアウト
【エントリー】:0.6を下抜けてから戻り売り
【損切り】:0.6の少し上
【ターゲット】:0.585
次にショート戦略です。上位足が下降トレンドであることから、トレンドフォローのショートを狙っていきます。
0.6を下にブレイクアウトした後、戻り売りを狙っていきます。損切りは、0.6の少し上。
ターゲットは、0.585まで狙いたいところですが、日足の20MAが一つの障害となりそうです。
0.585まで引っ張るか、日足20MAで一旦利食いを入れるか。この辺は、エントリー時のリスクリワード比を勘案した上で決めたいと思います。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
直近の流れとしては、上方向となっていますから、ロングを狙いつつ、上位足が下降トレンドとなっていることから、反転下落も視野に入れて観察していきます。
仮に、0.62付近まで上昇するようなら、反転を狙ったショートも意識するべきかと思います。
もちろん、0.62に到達せず、0.6を下抜けるようなら、再下降の始まりということで、0.565付近まで売り目線ですね。
- 0.61を上抜けたら押し目買い、0.6を下抜けたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日から今週もスタート。今週も頑張っていきましょう!
それでは、また明日。