
さて、今日は、GBPUSD(ポンドドル)です。
先週前半まで揉み合いが続いていたGBPUSD。先週3日にようやく下にブレイクアウトしてきました。
今週のGBPUSDのトレード戦略と今後の見通しです。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.04.06【GBPUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足
■ エントリー&エグジット
・ロング
・ショート
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.04.06【GBPUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 1.35
- 1.2
があります。
トレンドは、下降トレンド。直近で陰線が4本続いています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向きで、バンドも下向き。現在値は、-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近では陰線が続いている
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格では、現在値に近いところで、
- 1.25
- 1.22
があります。
トレンドは下降トレンド。3月中旬に1.14付近まで大きく下げてから急反発。1.25手前まで上昇してから再度下落。先週1.22まで落ちてきました。
直近の流れとしては下方向ですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は下向き。バンドは上下に広がってボラティリティが急激に高まったことがわかります。
現在値は、-1σと-2σの間にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の流れは下方向
日足
次に日足です。

日足チャートで意識されている価格で現在値に近いところでは、
- 1.24
- 1.23
- 1.22
があります。
日足では、一応下降トレンドと定義できるでしょうか。大きく反発上昇した後、直近のローソク足は陰線が続いています。直近の流れは下方向ですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドの先端は内向きで揉み合いを示唆。
現在値は、ミドルバンドの少し上のあたりにあります。
- 日足では一応下降トレンド
- 直近は下落の流れ
エントリー&エグジット
さて、ここまで月足~日足で全体的な相場環境を把握してきました。
大きな下落の後の急反発。そして、直近ではやや下落の流れということで、今後再び下落していくのか、それとも上昇していくのか注目です。
2時間足で具体的なエントリー&エグジットを考えていきましょう。

ロング
【戦略】:反発上昇の流れに乗るロング
【戦略の優位性】:
・2時間足上昇トレンド
・1.25ブレイクアウト
【エントリー】:1.25上抜け後、押し目買い
【損切り】:1.25の少し下
【ターゲット】:1.258
まず、ロング戦略です。
直近の急上昇の流れに乗る短期のロング戦略です。
1.25を上抜け後、押し目買いを狙います。ストップは、1.25の少し下。ターゲットは、あまり利幅は獲れませんが、直近高値の1.258まで狙います。
ショート
【戦略】: 中長期足の下落の流れに沿うトレンドフォロー
【戦略の優位性】:
・月足~日足下降トレンド
・日足20MA
・1.22ブレイクアウト
【エントリー】:1.22を下抜けてから戻り売り
【損切り】:1.22の少し上(日足20MAの少し上)
【ターゲット】:1.2
次はショート戦略です。
1.22を下にブレイクアウトした後、戻り売りを狙います。
1.22を下に抜けてくることで、 2時間足も下降トレンドに転換しますし、日足20MAがレジスタンスへと転換すると考えられるからです。
ストップは、1.22の少し上。できれば日足20MAの少し上に置きたいですね。ターゲットは、1.2まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでGBPUSDのチャート分析をしてきました。
今週のGBPUSDは、
- 1.25
- 1.22
これらのラインに注目し、抜けた方についていくというスタンスです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、英国では先月23日から不要不急の外出を控える外出禁止令を出しているものの、いまだ感染者は増加中です。
当然ながら、EU各国でも感染拡大が続いているため、英国と欧州連合(EU)の貿易交渉は停滞中。
今の市場の関心は、新型コロナウイルスの感染拡大や経済活動への影響が焦点となっていますが、今後、収束に向かってきた時、貿易交渉の行方に焦点が移ってきそうです。
- 1.25を上抜けたら押し目買い。1.22を下抜けたら戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
さて、今日から今週もスタート。一週間頑張っていきましょう!
それでは、また明日。