
さて、今日はNZDUSD(NZドル/米ドル)です。
先週のNZDUSDは、0.62の安値を付けた後、反発上昇し、陽線が続いていました。この辺で反転し、長期足の流れに沿った動きをするのでは?と注目しています。
そんな、今日のNZDUSDのトレード戦略です。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.03.09【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足→2時間足
■ トレード戦略
・ショート戦略①
・ショート戦略②
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
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では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.03.09【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、
- 0.75
- 0.677
- 0.62
- 0.60
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは下降トレンドとですね。ただ、直近のローソク足は陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向きでバンドも下向き。下降トレンドが巡航しているバンドの形状ですね。
現在値は、-2σに達した後、陽線を付けて若干戻しているところです。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の足は陽線
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格としては、上から
- 0.69
- 0.67
- 0.65
- 0.643
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは定義上、下降トレンドです。0.677を上抜けるまで週足では下降トレンドになります。
直近の足を見ると、0.62の安値を付けた後反発。下ヒゲを伴った陽線となっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、ほぼ横向き。バンドも横向きで、レンジを示すバンドの形状となっています。
現在値は、-2σで反発。-1σ付近にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近のローソク足は0.62で下ヒゲを伴った陽線
日足
次に日足です。

日足チャートで意識されている価格は、上から、
- 0.638
- 0.633
- 0.628
となっています。これらの価格にも水平線を引いてみましょう。
日足では完全な下降トレンド。ただ、直近の流れは上方向ですね。急激に戻してきています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、下向き。バンドをよく見ると、横を向き始めてきました。
現在値は、ミドルバンド付近まで戻してきていて、ミドルバンドと+1σの間にあります。
- 日足では強い下降トレンド
- 直近で大きく戻している
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。2時間足で具体的なトレードシナリオを検討していきましょう。
2時間足
こちらが2時間足です。

上位足を分析してきて、やはり戻り売りを狙っていきたいところ。つまり、売り場を探っていきたいですね。
この目線で考えると、次のポイントが考えられます。
- 0.638まで戻してきてから売り
- 0.633を下抜けた後戻り売り
では、この2つのシナリオから詳しいトレード戦略を考えていきます。
トレード戦略

ショート戦略①
【戦略】:0.638まで戻してから売り
【戦略の優位性】:
・月足~日足下降トレンド
・0.638レジスタンスライン
【エントリー】:0.638で反発を確認後ショート
【ストップ】:0.638の少し上
【ターゲット】:0.62手前
まず、一つ目のショート戦略です。
0.638まで戻るのを待って、0.638がレジスタンスラインとして機能するかを確認した上でショートを打っていきます。
ストップは、0.638の少し上。ターゲットは、先週付けた安値の0.62まで狙います。
ショート戦略②
【戦略】:0.633を下に抜けた後戻り売り
【戦略の優位性】:
・月足~日足下降トレンド
・0.633下抜け
【エントリー】:0.633を下抜けてから戻ったところをショート
【ストップ】:0.633の少し上
【ターゲット】:0.62手前
それでは、もう一つのショート戦略です。
0.633を下にブレイクアウトした後、戻りを待ってからショートしていきます。ストップは、0.633の少し上。ターゲットは、同じく0.62手前まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでNZDUSDのチャート分析をしてきました。
今週のNZDUSDの動きは、週明けの新型コロナウイルス次第でしょうね。
新型コロナウイルスの影響によりNZ経済に不安が見られ、政策金利の引き下げ観測となるなら、NZドルは売られるでしょうし、世界的な感染拡大の動きとなっても、リスク回避でNZドルは売られることになります。
ニュース次第ではありますが、チャートを見ますと、まだまだ売り目線です。今回立てたトレード戦略のように、注目する水平線付近での売り買いの攻防を注目し、想定の動きとなったらポジションを取っていきます。
もちろん、レジスタンスラインとして機能すると考えられる0.638を上に抜けていくことも十分考えられます。
その際の次のレジスタンスライン候補は0.643となります。次はここを基準としたショート戦略を立てていくことになります。
- 0.638に到達後、上抜けできないと判断したらショート。仮に0.633を下抜けするようなら、戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャート分析&今後の見通しでした。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
さて、今日は月曜。今週も気合入れて頑張っていきましょう!
それでは、また明日。