
さて、今日はUSDJPY(ドル円)です。
昨日のドル円は、105円まで下落。週で見ると、週初めの108円から昨日の105円まで約3円を下げる展開となっています。
今週の大きな下落の背景には、
- 新型コロナウイルスの感染拡大懸念
- NY株式市場で過去最大の下落幅を記録
- 米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げ
- 米10年債利回りが過去最低の0.80%台まで低下
など、いろいろありました。
いずれにしても、新型コロナウイルスに端を発した世界的な景気後退懸念が原因で、しかも、まだまだ収束の兆しは見えず、まったく先行きが見えない状況です。
ボラティリティがあるのはいいのですが、押し戻しを待っていても、目立った押しや戻しもなくそのまま伸びてしまうので、私としては、トレードしにくい印象です。(というか全然入っていけません。)
もちろん、その辺は手法によって感覚値は全然違うと思いますが。
というわけで、今日はドル円の今後の見通しと来週のトレード戦略を解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.03.07【USDJPY】のFXチャート分析
・月足→週足→日足→2時間足
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.03.07【USDJPY】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で意識されている価格として、
- 114.4
- 110.0
- 105
- 101
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは下降トレンドとなっています。直近の足もしっかりとした陰線を付けています。
昨日の下落によって、
- トレンドライン
- 105円
- 月足-2σ
- 月足200EMA
これらチャートポイント付近まで落ちてきました。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、横向きでバンドも横向き。レンジの形状となっています。
現在値は、ボリンジャーバンドの-2σにちょうど達したところですね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近の足も陰線
- トレンドライン、105円水平線、月足-2σ、月足200EMAに到達
週足
次は週足です。

週足で意識されている価格としては、上から
- 112
- 108
- 106.67
- 104.6
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
ダウ的なトレンドは定義できませんが、直近の2本の足で大きく下げて、月足で引いた105円の水平線に到達。トレンドラインの上まで下ヒゲを付けて戻しています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは急激に広がりを見せていて、ボラティリティが高まっている様子が示されています。
現在値は、-2σを突っ切って強い下落となっていることがわかります。
- 直近で強い下落基調
- 105円に到達
- トレンドライン上で週終値
日足
次に日足です。

日足チャートで意識されている価格は、110円下では、
- 109.7
- 109.3
- 108.5
- 107
があります。まあ、ここまで下げるとあまり関係ありませんが、一応引いてみましょう。
日足でも下降トレンド。とりあえず、強い下げとなっています。
日足ベースで、トレンドラインの上で終値となりそうですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドの先端は急激に広がっていて、急激にボラティリティが高まっていることがわかります。
ボリンジャーバンドの-2σバンドウォーク中。現在値も-2σ付近にあります。
- 日足では強い下降トレンド
- 105円を付けた後反発。下ヒゲを付けている。
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。2時間足で具体的なトレードシナリオを検討していきましょう。
2時間足
こちらが2時間足です。

ここまで見てきて、月足で引いたトレンドライン、そして、105円に注目されます。
- トレンドラインで反発するシナリオ
- 105円を下に抜けるシナリオ
以上の2つのシナリオが考えられますので、ここから詳細なトレード戦略を立てていきましょう。
トレード戦略

ロング戦略
【戦略】:トレンドライン反発からの短期逆張りロング
【戦略の優位性】:
・月足トレンドライン
・105円サポートライン反発
【エントリー】:105.5円突破からの押し目買い
【ストップ】:105.5円の少し下
【ターゲット】:106.67手前
まず、ロング戦略です。
トレンドライン復帰からロングを狙っていきます。上位足の流れは完全に下ですので、短期的な逆張りトレードです。
エントリーのタイミングは、105.5円を上抜けてから押しを待ってからロングしていきます。
ストップは、105.5円の少し下。ターゲットは、106.67円手前まで狙っていきます。
ショート戦略
【戦略】:105円を下に抜けてからの戻り売り
【戦略の優位性】:
・上位足強い下落基調
・105円サポートライン下抜け
【エントリー】:104.6円下抜けからの戻り売り
【ストップ】:105円の少し上
【ターゲット】:101円手前
次にショート戦略です。
105円を下抜けると、更に一段下に目線が移ります。ですので、105円を下抜けてから戻り売りを狙っていきます。
105円のすぐ下に、104.6円の水平線があるので、ここを抜けてからの方がいいでしょう。
というわけで、104.6円を下にブレイクアウトしてから戻り売りを狙っていきます。ストップは、105円の少し上。ターゲットは、101円手前まで狙います。
今後の見通し
さて、ここまでUSDJPYのチャート分析をしてきました。
今後のドル円の見通しですが、ドル売り円買い材料としては、
- 新型コロナウイルスの拡大懸念
- 3月期末決算に向けたレパトリ
- FRB追加利下げ観測、協調利下げ観測
- トランプ政権のドル高抑制政策(発言等)
ドル買い・円売り材料としては、
- 新型コロナウイルスの影響による日本の景気後退懸念
- 東京オリンピック中止懸念
- 日本の10-12月期実質国内総生産(GDP)改定値の下方修正
ドル円が上がる要因、下がる要因それぞれあるわけですが、個人的には、東京オリンピックと日本のGDPに注目しています。
これらによって、円買いの流れがガラリを変わるんじゃなかと思っています。いずれにしても、週明け、105円を挟んでの攻防に注目です。
- トレンドラインで反発するようならロング。105円を明確に下抜けるようならショート。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
一方的に上げ下げする難しい相場環境ですが、来週も頑張っていきましょう。それでは、また。