
さて、今日はEURUSD(ユーロドル)です。
私は、来週のEURUSDのトレード戦略を次のように立てています。

今日は、このトレード戦略の考え方や相場背景について詳しく解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.02.02【EURUSD】のFXチャート分析
・月足→週足→日足→4時間足
■ トレード戦略
・戦略①(ロング戦略)
・戦略②(ショート戦略)
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.02.02【EURUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で目立つ価格としては、上から
- 1.26
- 1.2
- 1.16
- 1.05
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは下降トレンドとなっており、直近で少し戻しているという状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドは下向きの寸胴型となっています。
現在値は、ミドルバンドと-1σの間にありますね。
- トレンドは下降トレンド
- ただ、直近は揉み合いとなっている
週足
次は週足です。

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.14
- 1.12
- 1.09
- 1.08
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドはきれいな下降トレンド。高値と安値ともに切り下げています。
ただ、1.09の安値を付けた後、相場は揉み合いとなっていて、1.09~1.12のレンジで推移しているという状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、横向き。バンドも横向きの寸胴型。ちょうどこのボリンジャーバンド±2σ間でレンジとなりそうな形状です。
現在値は、ミドルバンドと+1σの間にありますね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近はもみ合いとなっており、1.09~1.12のレンジで推移
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、
- 1.125
- 1.111
- 1.1075
- 1.1
- 1.095
これらの価格にも水平線を引くことができますので、ここにも引いてみます。
日足を俯瞰して見ると、レンジとなっています。ただ、直近では下降トレンドとなっていますね。 1.111を上に抜けるまでは下降トレンドと定義します。
先週末の上昇で戻していますが、 ちょうど日足20MAに達したという所で止まっています。
直近のローソク足を見ると、やはり相対的に見ても長いですよね。大きく上げたことが周りのローソク足の長さと比べてもわかります。
また、終値にヒゲがないのも特徴です。これは、市場が終わるまで伸びたことを示しています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、下向き。バンドの先端は収縮し、ボラティリティが低下、レンジであることを反映しています。
現在値はミドルバンド付近にあります。
- 日足は長期で見るとレンジだが、直近下降トレンドとなっている
- ちょうど日足20MAで先週終値
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足で具体的なトレードシナリオを検討していきましょう。
4時間足
こちらが4時間足です。

現在値が、日足で引いた水平線「1.111」と「1.1075」に挟まれていますが、この2本の水平線を上に抜けるか、下に抜けるかで相場の目線が変わりそうです。
具体的に言うと、
- 1.111を上に抜けると上目線
- 1.1075を下に抜けると下目線
となります。
それぞれのトレード戦略が次のとおりです。
トレード戦略

戦略①(ロング戦略)
【戦略】:1.111を上抜けからの押し目買い
【戦略の優位性】:
①日足下降トレンド否定
②1.111レジスタンスライン上抜け
【エントリー】:1.111を上抜けた後の押し目買い
【ストップ】:1.111の少し下
【ターゲット】:1.115手前
まずは、ロングの戦略です。
日足レジスタンスラインである1.111のブレイクアウト後の第2波を狙うロング戦略です。
1.111を上に抜けた後、1.111に引き付けてロングを打ちます。
ストップは、ブレイクライン1.111の少し下。ターゲットは、日足200EMAまで。1.115手前がいいと思います。
戦略②(ショート戦略)
【戦略】:1.1075を下に抜けてからの戻り売り。
【戦略の優位性】:
①月足~4時間足下降トレンド
②サポートライン1.1075下抜け
③週足20MA下抜け
【エントリー】:1.1075下抜けから週足20MAまで戻したところでショート
【ストップ】:1.1075の少し上
【ターゲット】:1.1手前
次にショートの戦略です。
1.1075サポートラインを下に抜けると、目線が一段下がりますから戻り売りを狙っていきます。
この際の注意点としては、週足20MAの下抜けを確認することです。
具体的なエントリーとしては、1.1075を下抜け、さらに週足20MAを下抜け、週足20MAまで戻したところでショートをします。
ストップは、1.1075の少し上。ターゲットは、直近安値の1.1手前がいいと思います。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。
先週末の上昇はちょうど日足20MAで止められていますが、週明けこれを上に抜いてくるのか、それとも下に抜いてくるのかに注目です。
そして、1.111と1.1075のどちらを抜いていくるのか。その抜けた方に素直についていきたいと思います。
- 週明けは、1.111を上に抜けるのか、それとも1.1075を下に抜いてくるのかに注目。抜けた方に素直についていく。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。 それでは、良い日曜をお過ごしください。