
さて、今日はEURUSD(ユーロドル)です。
EURUSDは、年初から揉み合い、なかなか手が出しづらい相場が続いていました。
現在、チャートポイントに近づいていて、ようやく戦略が立てられそうなチャートになってきました。そこで、以下のようなトレード戦略を立てています。

今日は、このトレード戦略の考え方や相場背景について詳しく解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.01.21【EURUSD】のFXチャート分析
・月足
・週足
・日足
・4時間足
■ トレード戦略
ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.01.21【EURUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で目立つ価格としては、上から
- 1.26
- 1.20
- 1.16
- 1.05
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは、下降トレンドです。またこの下降トレンドに対し、トレンドラインを引くことができます。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。バンドの先端はやや閉じ気味。
直近は若干戻していて、ミドルバンドに近づいています。現在値は、ミドルバンドと-1σの間にありますね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近戻していて、ミドルバンドに近づいている
週足
次は週足です。

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.14
- 1.12
- 1.09
- 1.08
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは下降トレンド。直近では揉み合いが続いていますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、横向き。バンドも横向きの寸胴型。±2σ間のレンジになりそうな形状です。
直近で、1.12レジスタンスライン&+2σに跳ね返されて下落。ミドルバンド付近にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近ではレンジ。±2σ間のレンジになりそうな状況
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、
- 1.125
- 1.111
- 1.1075
- 1.1
この4つの価格にも水平線を引くことができますので、ここにも引いてみます。
日足を見ると、レンジ。直近ではおおよそ、1.1075~1.12のレンジを行ったり来たりしています。
そして、現在このレンジの下限である1.1075に接近しています。その下には週足の20MAがあるのが確認できますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、横向き。バンドの先端はやや広がっています。
そして、現在値は-1σ付近にあるという状況です。
- 日足はレンジ
- レンジ下限1.1075付近に到達
- 直下に週足20MAがある
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足で具体的なトレードシナリオを検討していきましょう。
4時間足
こちらが4時間足です。

仮に、1.1075~1.12のレンジを想定した場合、考えられるシナリオとしては、
- レンジ下限1.1075から上に反発するシナリオ
- レンジ下限1.1075を下にブレイクアウトするシナリオ
この2つのシナリオが考えられます。
ただ、4時間足チャートを見てもらえばわかるように、
- 1.111レジスタンスライン
- 日足20MA&200EMA
- 4時間足20MA&200EMA
など、多くのチャートポイントがあることから、素直に上に伸びていくのか正直読めないところがあります。
ということで、今回はレンジ下限1.1075を下にブレイクアウトするシナリオ に絞ってトレード戦略を考えていきたいと思います。
トレード戦略

ショート戦略
【戦略】:レンジ下限1.1075を下にブレイクアウト後戻り売り
【戦略の優位性】:
①月足・週足下降トレンド
②レンジ下限ブレイクアウト
③日足下降トレンドに転換
【エントリー】:1.1075を下にブレイクアウトしたら戻り売り
【ストップ】:1.1075の少し上
【ターゲット】:1.1手前
レンジ下限の1.1075を下にブレイクアウト後戻り売りを狙う戦略です。
具体的なエントリーとしては、1.1075を下にブレイクアウト後、戻りを待ってからショートを仕掛けていきます。
1.1075を下に抜けると、日足の下降トレンドが確定するため、相場の目線が下に下がるので、これはショートの支援材料になります。
ショートを狙う際に気を付けてもらいたいのが、週足の20MAです。1.1075の直下にありますから、できれば週足20MAも下抜けるのを確認したいところです。
ストップは、ブレイクラインの1.1075の少し上。ターゲットは、直近安値の1.1手前です。
今後の見通し
さて、ここまでEURUSDのチャート分析をしてきました。ここまでをまとめます。
- レンジ下限1.1075を下にブレイクアウトするか注目。もし、ブレイクアウトしたら、週足20MAに気を付けながら下についていく。1.1075から上に反発する場合は見送り。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、良い一日をお過ごしください。