
さて、今日は珍しくNZDUSD(ニュージーランドドル/米ドル)です。
NZDUSDのチャートを見ると、チャートポイントで反発が確認できましたので、現在ロングしています。

今日はこのロングエントリーに至ったトレード戦略、相場背景について詳しく解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2020.01.14【NZDUSD】のFXチャート分析
・月足
・週足
・日足
・4時間足
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
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『FXチャート分析』について【注意事項とよくある質問まとめ】
では、早速チャートを見ていきましょう。
2020.01.14【NZDUSD】FXチャート分析
月足
まずは月足から見ていきましょう。

月足で目立つ価格としては、上から
- 0.75
- 0.62
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは下降トレンド。高値と安値をともに切り下げています。ただ、昨年10月に0.62を付けた後、相場は後反発。下降トレンドに対して引くことができた上値抵抗線(トレンドライン)を上抜けました。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、下向き。ボリンジャーバンドの先端は内側に閉じています。現在値は、おおよそミドルバンド付近です。
- トレンドは下降トレンド
- 0.62の安値を付けた後、反発し、トレンドラインを上抜けた
週足
次は週足です。

週足で目立つ価格としては、上から
- 0.69
- 0.68
- 0.673
- 0.645
があります。まずはここに水平線を引きましょう。
トレンドは上昇トレンド。0.62を付けた後、急激に戻しています。0.675付近に達してから、現在押し目を付けている状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、上向き。ボリンジャーバンドの先端は上向きの寸胴型です。現在値は、ミドルバンドと+1σと+2σの間にあります。
- トレンドは上昇トレンド
- 現在は上昇後の一服
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、
- 0.66
- 0.6565
この2つの価格にも水平線を引くことができますので、ここにも引いてみます。
日足を見ると、完全に上昇トレンドとなっています。この上昇トレンドの基準安値は0.6565。ですから、0.6565を下に切ってくるようだと、この上昇トレンドは一旦終了です。
0.675付近で高値を付けた後、ミドルバンド(20MA)を割り込む大きな押しが発生しているという状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、ほぼ横向き。バンドの先端も閉じ気味で、直近の押しを反映した形状となっています。
現在値は-1σとミドルバンドの間に位置しています。
- 日足は上昇トレンド
- 20MAを割る大きな押しを付けている
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足で具体的なトレードシナリオを検討していきます。
4時間足
こちらが4時間足です。

このチャートからは、0.66の価格がサポートラインとして機能し、再上昇するというシナリオが考えられます。
このシナリオからトレード戦略を考えていきましょう。
トレード戦略

ロング戦略
【戦略】:0.66サポートライン反発からのロング
【戦略の優位性】:
①月足トレンドライン上抜け
②週足・日足上昇トレンド
③0.66サポートライン
【エントリー】:0.66で反発を確認後、ロング
【ストップ】:0.66の少し下
【ターゲット】:0.673手前
0.66がサポートラインとして機能することを見越したロング戦略です。
0.66付近で反発を確認できたため、現在ロングしています。ストップは、0.66のの少し下あたりがいいと思います。4時間足の200EMAもちょうどその辺に来ていますから。
ターゲットは、直近高値付近の0.673付近です。
今後の見通し
このままサポートラインが意識され、反転上昇してくれるのか、それとも、0.66を下に抜けてくるのか注目して見ています。
もし、仮に0.66を下抜け、更に月足で引いたトレンドラインの内側に入ってくるようなら、日足での上昇トレンドも崩れますから、そうなったら逆に戻り売りを狙っていきます。
- 0.66がサポートラインとして機能し、反転上昇するのかに注目。月足トレンドラインを下に割ってくるようなら、逆に戻り売りを狙っていく。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
さて、三連休も終わり、今日からお仕事の方も多いかと思います。良い一日をお過ごしください。
それでは、今日はこの辺で。