おはようございます。五十嵐です。
EURUSDがチャートポイントの重なった部分を抜けて面白い状況となっています。今日はEURUSDのトレード戦略&今後の見通しについて解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.24【EURUSD】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.24【EURUSD】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.14
- 1.1165
- 1.09
があります。
まずはここに水平ラインを引いてみましょう。
チャートを俯瞰して見ると、下降トレンドですが、現在はレンジですね。1.09の安値を付けた後に戻しましたが、1.1165がレジスタンスラインとして機能し、上値を抑えられています。
直近でも長い上ヒゲが示現していますので、この1.1165のレジスタンスラインは強力に機能していることがわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き。ボリンジャーバンドの先端は収縮気味です。ボラティリティが低下しています。
現在値は、ミドルバンドと+1σの間です。
- 大きな下落トレンドの中のレンジ局面。
- 1.09-1.1165の間で推移している。
- 1.1165は強力なレジスタンスラインとして機能している。
日足
次に日足です。

■水平ライン
日足チャートを見ると、
- 1.1075
- 1.1
- 1.095
この3つの価格にも水平ラインを引くことができます。
日足を見てもレンジですね。明確な方向性が見えません。注目してもらいたいのが、1.1165のレジスタンスライン。
直近のローソク足で、このラインに日足の200EMAに反応して長い上ヒゲを付けています。結果論ですが、ここは絶好の売りポイントとなっていました。
直近の足は陽線で反発していますが、
- 週足20MA
- 日足20MA
- 1.1075サポートライン
これらチャートポイントの重合点が反発の原因と考えられます。やはりこれだけチャートポイントが重なると、かなり意識されるのでしょう。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、上向き。バンドの先端は収縮気味で、ボラティリティの低下を示唆しています。
現在値はミドルバンドの少し上のあたりです。
- 日足はレンジ。明確な方向性が見えない。
- 直近でチャートポイントの重合点で反発上昇した。
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足でさらに詳しく見ていきましょう。
4時間足

4時間足ではこのようなチャートになっています。
チャートポイントの重合点で反発上昇したのがよくわかりますね。以上のことから、次のようなトレード戦略を立て、現在ロングしています。
トレード戦略

ロング戦略
【戦略】:レンジ下限からのロング
【戦略の優位性】:
①1.1075サポートライン
②週足20MA反発
③日足20MA上抜け
④4h足200EMA上抜け
【エントリー】:チャートポイントの重合点を抜けた足の次足でロング
【ストップ】:1.106付近
【ターゲット】:1.115付近
週足、日足ともにレンジで方向感のない相場環境の中で、レンジ下限からのロングを仕掛けていくトレードです。
そのロングの根拠として、サポートライン&各種移動平均線抜けを使いました。ストップは、サポートラインの下かつ直近安値の少し下の1.106付近。
ターゲットは、強力なレジスタンスラインとして機能している1.1165の下である1.115付近を狙います。
今後の見通し
今日、明日はクリスマスですから、相場はあまり動かないかもしれません。
仮に、想定とは逆に下に潜ってくるようでしたら、次はレンジ上限からのショートに頭を切り替えます。これだけのチャートポイントが重なっているのであれば、強力なレジスタンスになるでしょうから。
- チャートポイントの重合点を根拠にレンジ下限からのロング。レンジ上限を目指す。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
それでは、良いクリスマスを!