おはようございます。五十嵐です。
さて、最近USDCHFがずっと下げていましたが、昨日また大きなブレイクアウトがありました。
まだ下値余地がまだありそうですので、タイミングを見計らってショートを仕掛けたいと思いながらチャートを見ています。
今日はUSDCHFのトレード戦略&今後の見通しについて解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.20【USDCHF】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.20【USDCHF】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.03
- 1.003
- 0.985
- 0.968
- 0.955
- 0.93
があります。まずはここに水平ラインを引きましょう。
トレンドはレンジです。方向感がありません。現在、0.968~1.003のレンジを形成しているという状況です。直近、レンジ上限から大きく下げています。
ちなみにチャートの下の方にある斜めのラインは、トレンドラインです。
ちょっと週足を俯瞰して見ると、次のようなチャートになりますが、この安値を結んだラインがこの斜めのラインになります。

レンジであるものの、このトレンドラインが機能していて、このトレンドラインにタッチすると一旦買われるようです。
そして、現在このトレンドラインに価格が近づいているのがわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、横下向き。バンドの先端は並行の寸胴型。ボリンジャーバンドでもレンジであることを示しています。
現在値は、+1σと+2σの間にありますね。
- 週足のトレンドはレンジ。
- 現在トレンドラインに向かって下落している。
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、
- 0.98
この価格にも水平ラインを引くことができますので、ここにも引いてみます。昨日このラインを下にブレイクアウトしました。
日足を見ると、直近下降トレンドですね。 現在値は-1σと-2σの間にあり、-1σに上値を抑えられながら下落を続けています。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドの先端は広がっていて、ボラティリティが高まっているのがわかります。
- 日足では下降トレンド
- ボリンジャーバンド-1σに上値を抑えられながら下落している
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足でさらに詳しく見ていきましょう。
4時間足

4時間足でも下落トレンドです。適度に戻しを付けながら下落していますね。
特徴的なのは、ミドルバンド(20MA)がよく機能していることです。ミドルバンド(20MA)に頭を抑えられながら下落しています。
現在は、下にブレイクして伸び切っている状況ですので、すぐショートを打つのではなく、少し戻しを待つべきだと思います。
以上のことを踏まえてのショート戦略です。
トレード戦略
ショート戦略
【戦略】:ブレイクアウトからの第2波トレード
【戦略の優位性】:
①日足・4時間足下降トレンド
②0.98レジスタンスライン
【エントリー】:0.98レジスタンスラインに引きつけてショート
【ストップ】:0.98の少し上
【ターゲット】:0.974
日足、4時間足ともに下降トレンドですので、この流れに沿ってブレイクした第2波を狙っていきます。
現在、ブレイクした直後で下に伸び切っていますから、戻しを待ちたい所。できる限り、0.98のレジスタンスラインに引きつけつつも、20MAタッチを狙えればなんて考えています。
ストップは、ブレイクラインである0.98の少し上。ターゲットは、0.974あたりにします。
0.974の根拠は、週足で引いたトレンドラインに近いからです。恐らく、この辺に到達すると利食い&新規買いが出てきますから、もみ合いもしくは反発上昇してくるのではないかと思うからです。
今後の見通し
現在、ショートを打つために戻りを待っています。想定した戻しを付け、再下落のタイミングでショートしていきます。
もちろん、このまま戻しを付けずにそのまま下へ行く可能性もありますが、その際はタイミングが合わなかったということで素直にエントリー見送りです。
逆に、0.98のレジスタンスラインを上に抜いてくるようでしたら、下へのブレイクアウトがダマシに終わったということですから、上目線となります。
そうなった場合は上の第2波を狙っていくことになります。
- 下にブレイクしたので戻しを待ってからショートを仕掛ける。そのまま下に落ちるようであれば、スルー。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
クリスマス&年末モードで、ボラティリティが低くて、なかなかトレードしたい通貨ペアがありません。
動かない時こそ、動く時にすぐ動けるよう余力を温存しておく。準備しておくことが大切だと思います。無駄なトレードをしないよう気をつけていきましょう。
では今日はこの辺で。