おはようございます。五十嵐です。
さて、今日のAUDUSD(豪ドル/米ドル)チャートを見てみると、完全にレンジ。様子見ムードです。
これは、今朝のロウRBA総裁の発言が予定されているからですね。この発言の直後に相場が大きく動き出す可能性があります。
今日は AUDUSD(豪ドル/米ドル) のトレード戦略&今後の見通しについて解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.10【AUDUSD】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・戦略①(ロング戦略)
・戦略②(ショート戦略)
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.10【AUDUSD】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 0.704
- 0.688
- 0.67
があります。
まずはここに水平ラインを引きましょう。
トレンドは、ぱっと見下降トレンドです。高値と安値をともに切り下げていますね。
2018年1月の高値0.813円付近を頂点にして、価格を徐々に切り下げ、2019年8月上旬に直近安値の0.67を付けています。現在の相場は、この0.67を下抜けれず、レンジの状態を保っています。
下降トレンドで効いていたトレンドライン(上値抵抗線)ももはや効いていません。
下降トレンドについては、0.704が基準の高値となりますので、ここを上に抜けてくるまでは、下降トレンドと判断します。
現在は、おおよそ0.688-0.67の間を行ったり来たり。もみ合いとなっています。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き。ボリンジャーバンドの先端はやや収縮していて、ボラティリティが低下しているのがわかります。
現在値は、ミドルバンドと+1σの間にありますね。
- トレンドは下降トレンド
- 直近では、もみ合いとなっていてボラティリティが低下している
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、
- 0.682
- 0.6746
この2つの価格にも水平ラインを引くことができますので、ここにも引いてみます。
日足を見ると、レンジ。それぞれの水平ラインの間を行ったり来たりしています。方向感がないですね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、やや下向き。バンドの先端は収縮し、ボラティリティが低下し、レンジであることを反映しているようです。
現在値はミドルバンドと+1σの間に位置しています。
- 日足ではレンジ。
- もみ合っていて方向感がない。
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足でさらに詳しく見ていきましょう。
4時間足

4時間足では上記のチャートのように、もみ合いが続いています。朝の要人発言後に流れが一気にできる可能性がありますので、要注意です。
注目のポイントは、上は4時間足ベースでトレンドライン(上値抵抗線)を上抜けるのかどうか。下は、0.682のサポートラインを下に抜けるのかどうかです。
トレード戦略
戦略①(ロング戦略)
【戦略】:4時間足トレンドライン上抜け
【戦略の優位性】:
4時間足トレンドライン突破
【エントリー】:4時間足のトレンドライン突破
【ストップ】:0.682の少し下
【ターゲット】:0.688付近
まずは、ロングの戦略です。
4時間足で秩序ができているトレンドライン上抜けがこのトレードのアイデアです。
4時間足のトレンドラインを上抜ける瞬間をロングしていきます。
ストップは、サポートラインである0.682の少し下。ターゲットは、日足のレジスタンスラインである0.688付近となります。
戦略②(ショート戦略)
【戦略】:0.682サポートライン下抜けからの戻り売り
【戦略の優位性】:
①週足下降トレンド
②0.682サポートライン下抜け
③4時間足200EMA下抜け
【エントリー】:0.682サポートラインを下にブレイク後の戻り売り
【ストップ】:0.682の少し上
【ターゲット】:0.676付近
次にショートの戦略です。
0.682のサポートラインを下抜けると、一気に相場の目線は下方向になります。そうなると、0.682はレジスタンスラインに転換しますから、これを背にショートを狙っていきます。
具体的なエントリーとしては、0.682をブレイクアウトしたらブレイクラインに引きつけてショートしていきます。
ストップは、ブレイクラインの少し上。ターゲットは、直近安値である0.676付近を狙います。
今後の見通し
以上、2つの戦略を立てましたが、狙いたいのはショート戦略です。
なぜなら、上は、4時間足ボリンジャーバンド+2σ、日足ボリンジャーバンド+2σなど抵抗が多いからです。
できれば、下に抜けてくれないかなと考えています。
いずれ、朝の動きに注目です。いつもどおり相場の向かう方向に素直に付いていきたいと考えています。
- 朝の相場の動きに注目。もみ合いが続いていることから、大きく動く可能性あり。抜けた方向に素直に付いていくこと。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!