おはようございます。五十嵐です。
さて、今週に入ってEURUSD(ユーロドル)が強め。サポートラインにしっかりと値が乗ったのを確認できましたので、先程ロングエントリーしました。
今日は、EURUSD(ユーロドル)の相場環境と今回のロングエントリーの背景について詳しく解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.06【EURUSD】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.06【EURUSD】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から次のとおり。
- 1.14
- 1.1165
- 1.09
まずはここに水平ラインを引きましょう。
2018年2月の1.1245付近の高値を頂点として、徐々に切り下げ、2019年9月末には1.09を付けました。
大きな流れでは下降トレンドですが、直近をよく見ると、安値を更新した高値を上抜けていて、下降トレンドを否定。レンジとなっています。
下降トレンドに対しては、下向きのトレンドラインを引くことができましたが、直近ではそのラインを挟んで行ったり来たりしていて、あまり機能しなくなっているという印象です。
直近のローソク足を見ても、方向感のない横並びの状況となっていますね。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、やや下向き、ボリンジャーバンドの先端は収縮しています。
このボリンジャーバンドからもボラティリティが低下しているのがわかります。
今週に入って、ミドルバンドを上抜け、現在値はミドルバンドの上に位置しているという状況です。
- 下降トレンドであったが、現在はレンジとなっている。
- トレンドラインがあまり機能しなくなってきている。
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、 次の3つの価格にも水平ラインを引くことができますので、ここにも引きます。
- 1.1075
- 1.1
- 1.095
日足を見ると、完全にレンジとなっています。水平ラインはしっかりと機能していて、それぞれのラインの間を方向感なく推移しているという状況です。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、やや上向き。バンドの先端はやや広がりぎみで直近の上昇を反映した形となっています。
現在値はミドルバンドの+2σと+1σの間付近にあります。
- 日足のトレンドはレンジ。
- それぞれの水平ラインが機能していて、秩序のあるレンジとなっている。
以上、週足、日足から相場の全体的な環境を把握してきました。ここから4時間足でエントリータイミングを探っていきます。
4時間足

今週に入ってきてから、日足のレジスタンスラインである1.1075を上抜けてきました。
上抜けてから大きく上昇する場面を見せつつも下落。しかし、1.1075でしっかりと安値を支えている状況が見てとれます。
1.1075がサポートラインとして機能していることを確認できたため、ロングエントリーしました。
トレード戦略
ロング戦略
【戦略】:1.1075円ブレイクアウトからの押し目買い
【戦略の優位性】:
①週足トレンドライン上抜け
②1.1075レジサポ転換
【エントリー】:1.1075がサポートラインとして機能していることを確認後、ロングエントリー
【ストップ】:1.1075サポートライン&直近安値の少し下
【ターゲット】:1.1165付近
上記の戦略でロングエントリー済みです。
もう既に機能していない可能性もありますが、週足のトレンドラインを上抜けと1.1075レジサポ転換を確認してからのロングエントリーです。
ストップは、ブレイクライン&直近安値の少し下のあたりに置きます。
ターゲットは、週足ベースでのサポートライン&日足200EMAの1.1165付近に設定します。
今後の見通し
今後、このまま上昇を続けることができるか注目しています。
もし、仮にブレイクラインである1.1075を下に抜けてくるようでしたら、相場は一気に下目線になりますので、下にブレイクアウトした後の戻り売りを想定します。
その可能性も十分頭に入れつつ、今後の相場を見守りたいですね。
- 1.1075の底を確認してからのロング。今後ターゲットを目指して上昇を続けることができるか注目。仮に下に抜けてきたら、目線を下に移してショートで付いていく。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!