おはようございます。五十嵐です。
さて、昨日、NZDJPY(ニュージーランドドル/円)が急伸。その後、第2波のロングエントリーをして、現在ロングポジション保有中です。
このトレードについて、どのような背景があって、どのような戦略を持ってトレードをしたのか、今日はその辺を解説していきたいと思います。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.05【NZDJPY】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.05【NZDJPY】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から次のような価格があります。
- 72.5円
- 70.5円
- 67円
まずはここに水平ラインを引きましょう。
2018年12月の78.8円付近から価格を切り下げ、2019年8月下旬には67円を割り込んでいます。
ここまでは、きれいな下降トレンドでしたが、その後相場は反発。現在は71円付近となっています。ダウ理論上の下降トレンドであるものの、直近は上昇基調が続いています。
2018年12月からの下降に対して、下方向のチャネルラインを引くことができ、ラインが機能していましたが、今週そのラインを上に抜けてきました。
このチャネルライン&70.5円のレジスタンスラインを上に抜けたことで、相場はさらに上に目指すことになりそうです。
ローソク足もしっかりと実体のあるローソク足で、上昇に力強さが見えます。
ボリンジャーバンドのミドルバンド(20MA)は、いまだ下向きであるものの、ボリンジャーバンドの先端は収縮しています。これは、下落トレンド中の直近の上昇が反映された形ですね。
ただ、相場のボラティリティ自体は十分にあります。
現在値は、ボリンジャーバンドの+2σに接近中です。このまま上昇を続けても、ここで一度反発となる可能性はありますね。
- トレンドは下降トレンドではあるが、直近上昇基調。
- チャートポイントを上に抜けて、相場は上目線。
日足
次に日足です。

黄色のエリアは、私が以前に下へ反転するのではないかと想定したエリアです。
- 70.5円レジスタンスライン
- 【週足】チャネルライン上限
- 【日足】200EMA
このような、チャートポイントが密集したエリアであり、週足が下降トレンドであることから、ここのエリアで反転してくると想定していました。
ただ、相場はそれを裏切るかのようにその後上昇。しっかりと上に抜けていきました。
日足だけ見ると、力強い上昇トレンドとなっています。浅い押しもちゃんと作りながら、上に上げていますよね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは、上向き。バンドの先端は広がったラッパ型。ボラティリティが上昇しているのがわかります。
+1σに支えられながら、上昇しているようにも見えますね。
- 日足は強い上昇トレンド
- 浅い押しを作りながらしっかりと上げている。
- チャートポイントの重合点を上に抜けた。
以上、週足、日足から全体的な相場環境を把握してきました。4時間足でさらに詳しく見ていきましょう。
4時間足

週足、日足を環境分析を行い、上方向への圧力が効いていることがわかりましたので、4時間足でロングエントリーをしました。
タイミングとしては、今回はちょうど、
- 上値抵抗線(黒の斜めのライン)
- MA20(ボリンジャーバンドのミドル)
の重合点がありましたので、ここで反発した足を確認後ロングしました。
トレード戦略
ロング戦略
【戦略】:チャートポイントの重合点上抜けからの押し目買い
【戦略の優位性】:
①【日足】上昇トレンド
②【日足】チャートポイント重合点上抜け
③【4h】20MA反発
④【4h】上値抵抗線突破
【エントリー】: 上値抵抗線(黒の斜めのライン)& MA20(ボリンジャーバンドのミドル) の重合点反発の足の次足
【ストップ】:70.5円の少し下
【ターゲット】:72.5円
日足で見たチャートポイントの重合点の上抜けがこのトレードの根拠です。
エントリーは、上値抵抗線(黒の斜めのライン)& MA20(ボリンジャーバンドのミドル) の重合点反発の足の次足でエントリーしました。
ストップは、エントリーの根拠にもなっているブレイクライン70.5円の少し下。ターゲットは、次のサポートライン72.5円を目指します。
今後の見通し
現在、ロングしていますので、このまま上に伸びるか注目しています。大きなブレイクアウトの直後ですから、少しもみ合う可能性はあります。
また、70.5円を下抜けてきたら、素直に損切りします。ただ、下抜けしたとしても結果ダマシとなる可能性もありますので、一旦下に抜けたとしても上を狙う準備だけはしておきたいと思います。
- このまま72.5を目指して上昇するか注目。もみ合う可能性はあるものの、70.5円を完全に下に切ってくるまでは上目線。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!