おはようございます。五十嵐です。
さて、昨日、EURUSD(ユーロドル)が急伸。注目のチャートポイントに到達しましたので、2つのトレード戦略を作りました。
今日は、 EURUSD(ユーロドル) の2つのトレード戦略&今後の見通しについて解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.12.3【EURUSD】のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
・4時間足チャート分析
■ トレード戦略
・戦略①(ロング)
・戦略②(ショート)
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.12.3【EURUSD】FXチャート分析
まずは週足から見ていきましょう。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.14
- 1.1165
- 1.09
があります。まずはここに水平ラインを引きましょう。
トレンドは下降トレンドです。2018年2月を頂点として、高値と安値をともに切り下げながら下降しています。
今年9月下旬には直近最安値である1.09に到達し、反発。直近では、もみ合っていますね。
この下降トレンドに対して、 2018年2月の頂点から上値を結んだトレンドラインを引くことができます。現在のところ、このトレンドラインである上値抵抗線が機能し、価格を抑えている様子がわかります。
ボリンジャーバンドはのミドルバンド(MA20)はやや下向きで、バンドの先端は収縮。直近のもみ合いによってボラティリティが低下している様子がわかります。
現在値は、週足のミドルバンドのやや上。ちょうどトレンドラインに到達したあたりです。
- トレンドは下降トレンド
- 直近ではもみ合いとなっている
- トレンドライン(上値抵抗線)に到達した
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、目立った節目として、
- 1.1075
- 1.1
- 1.095
にも水平ラインを引くことができるようですので、ここにも引いてみます。
日足だけを見ると、レンジですね。方向感がありません。
ボリンジャーバンドのミドルバンドはやや下向き。バンド先端も収縮していて、ボラティリティが低下しているのがわかります。
昨日の上昇によって、ミドルバンドを突っ切って+2σにタッチ。週足トレンドラインも効いているようでここで押さえられ、現在1.108あたりです。
- 日足ではレンジ。
- 昨日の上昇によって、チャートポイントに到達した
以上のことから、週足のトレンドラインを抜けるのか、それとも抑えられるのか、その動きで今後の流れが変わりそうです。
想定される2つのシナリオを軸にトレード戦略を立てていきます。
4時間足
では、4時間足を見てみましょう。

トレード戦略
2つの戦略について、詳しくみていきます。
戦略①(ロング)
【戦略】:週足トレンドライン突破からのロング
【戦略の優位性】:
①週足トレンドライン突破
②1.1075上抜け
【エントリー】:
トレンドラインを上にブレイクアウトした後、押し目を買っていきます。
【ストップ】:1.1075の少し下
【ターゲット】:1.1165付近
まず、最初にロング戦略です。
この戦略は、週足のトレンドラインを上にブレイクアウトした後に第2波を狙っていく戦略になります。
なぜ、第2波を狙うのかというと、週足という上位足のトレンドであるため、ダマシも多いと思うからです。
明確に抜けたことを確認した上で、押しを狙っていきます。
ストップは、エントリーの根拠でもある1.1075の少し下。ターゲットは、次のチャートポイントである1.1165付近を狙います。
戦略②(ショート戦略)
【戦略】:週足トレンドライン&サポートライン下抜けからのショート
【戦略の優位性】:
①週足下降トレンド
②週足トレンドライン反発
③1.1075下抜け
【エントリー】:サポートラインである1.1075を下にブレイクアウトした後、戻りを売っていきます。
【ストップ】:1.109付近
【ターゲット】:1.1付近
次にショートプランです。
週足トレンドラインで反落し、1.1075のサポートラインを下にブレイクアウトした後、戻りを売っていくシナリオです。
ここでも、エントリーはブレイクを狙わず、あくまでも第2波狙いです。
ストップは、エントリーの根拠となる週足トレンドラインのちょっと上の1.109付近。ターゲットは、日足レンジ下限の1.1付近がいいと思います。
週足でのトレンドは、下降トレンドですから、こちらのショート戦略の方がより積極的に攻めることができるかなと思っています。
今後の見通し
今後、週足のトレンドラインを上に抜けるのか、それとも撃ち落とされるのか注目です。
均衡してもみ合う可能性もあります。いずれにしても、方向性が明確に出てからその方向へ着いていくというスタンスです。
- 週足トレンドラインを抜けるかどうか注目。このポイントを注意深く見つつ、相場の方向についていく。
以上、今日のチャートの分析&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!