
今日のチャート分析は、「EURGBP(ユーロ/ポンド)」です。
ユーロ/ポンドが昨日大きく下落。久しぶりに下降トレンド再開しましたので、ショートエントリーしました。
今日は、ユーロ/ポンドのエントリーの流れ&今後の見通しについて、解説していきます。
なお、当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.11.13【EURGBP】FXチャート分析
まずは週足です。
週足

週足は結構ダイナミックな値動きをしています。上下に動きながら、直近は急激な下落をしています。
週足で目立つ価格としては、上から
- 0.931
- 0.866
- 0.85
があります。まずここに水平ラインを引きます。
トレンドは、長期で見るとレンジですが、直近は完全なる下降トレンドです。
ローソク足をよく見てみると、週足200EMAに頭を抑えられるように、小さなローソク足が横に並んでいましたが、今週一気に長大陰線が出て下落したのがわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドは下向きのラッパ型です。現在値は、ボリンジャーバンドの-1σから-2σに接近中です。
この週足チャートからわかることは、
- 週足では急激な下降トレンド
- 直近もみ合いの末、大きな下落となった。
次に日足チャートを見ていきましょう。
日足

日足の直近は 0.8576-0.866 の範囲内でのレンジでした。昨日、このレンジ下限である0.8576を下にブレイクアウトしました。
広く見てみると、日足でも下降トレンドですね。
10月初旬~中旬に大きく下落した後、小さいローソク足が横並びとなっています。 このレンジが下降トレンドの調整なのですが、その調整の仕方に注目です。
このように急激な戻しではなく、緩やかな横並びの調整です。日足ミドルバンド(20MA)の接近を待つかのようにゆっくり調整していますよね。
このようなケースは、かなり高確率で再度トレンド方向へ動きます。つまり、この場合では、20MAタッチで再下落することが非常に多いです。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは下向き。バンドは長いもみ合いを反映して先端がギューッと閉じているのがわかります。
現在ローソク足は、狭くなったバンドを広げるかのように-3σにタッチしています。
日足チャートを見ると、
- トレンドは下降トレンド
- 直近のレンジを下にブレイクアウトした
- チャートポイントまでは十分幅があり、下落余地がある
以上のことがわかります。
トレードプラン
私は、4時間足でショートエントリーしました。ちなみに4時間足チャートはこんな感じです。

通常であれば、戻しを待ってから売るのがセオリーですが、そのまま戻しを作らず下落する可能性もあると考え、ショートエントリーしました。
推奨する安全策は、黄色のエリアまで引きつけて、再下落を狙うショートエントリーです。
戦略:ブレイクアウトからのショートエントリー
戦略の優位性:
①週足・日足下降トレンド
②日足レジスタンスライン0.8576ブレイクアウト
エントリー:0.85633
ストップ:0.861
ターゲット:0.851
ストップは、4時間足の直近高値の少し上のあたり。ここを突っ切ってきたら損切りです。
ターゲットは、 近くにチャートポイントがありませんから、週足のサポートラインである0.85付近に設定します。
今後の見通し
ユーロ/ポンドは、長らくレンジでしたから、トレードは久しぶりです。
今後の見通しとしては、そのまま下するかどうか、0.85の直近安値を狙ってくるのかどうかですね。
今回は、戻りを狙うべきか、それともそのままショートすべきか、悩みましたが、結局ショートを打ちました。
というのも、長いレンジを経てのブレイクアウトでしたから、そのまま戻しを作らず下落する可能性があると思ったからです。
もちろん、この後調整する可能性は十分ありますので、含み損は出る可能性はありますね。
- レンジを下にブレイクアウト。その後、直近安値0.85まで下落を続けるかどうかに注目。
以上がユーロ/ポンドのトレード戦略&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!