
今日のチャート分析は、「USDJPY(ドル円)」です。
ドル円については、先日次のようなトレード戦略を立てていました。
2019.11.05【USDJPY】FXチャート分析。大幅下落後の反発上昇!109円を抜けた場合のトレンドフォロー戦略。
そして、このトレード戦略のシナリオどおり、現在ドル円が上昇しています。
これを受け、このドル円のターゲットや今後の見通しについて、チャートを見ながら一緒に考えていきたいと思います。
なお、初めてご覧になる方は、目的や注意事項についてまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速ドル円 チャートを見ていきましょう。
2019.11.08【USDJPY】FXチャート分析
まずは週足です。

週足
週足で目立つ価格としては、
- 112.0円
- 109.0円
この2つ。とりあえずこの2つの価格にラインを引きます。
週足では、三角持ち合い後に下にブレイクしています。その後、下落することなく、週足の下降トレンドを定義する109.0円を上抜け、上昇トレンドへ転換しました。
ローソク足をよく見ると、今週の足は下ヒゲがないローソク足となっています。週初めから勢いよく上に伸びているということがわかります。
ミドルバンドは横向きからやや上向きに変わってきたところ。バンドの先端やや拡大型。ボリンジャーバンドでは、ややボラティリティ上昇の兆しが見られます。
ローソク足は、ボリンジャーバンド+2σ、200EMAにタッチしたところ。
初回のボリンジャーバンドの+2σタッチでは、一旦価格が戻されることが多い傾向にあり、今後若干落とされるのでは?というのが、このチャートを見て感じるところです。
週足チャートからわかることは、
- 109.0円を抜け、上昇トレンドに転換した
- ボリバン+2と200EMAにタッチで一旦反落の可能性あり
ということがわかります。
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、110.0円ラウンドナンバーにも水平ラインを引くことができます。このラインは意識されそうです。
週足同様、109.0円を上へ抜けてきたことにより、上昇トレンドと定義することができます。
日足ではチャートのようにチャネルラインを引くことができます。現在値は、チャネルラインの中央付近です。
ローソク足の状況をよく見ると、109.0円と200EMA付近での攻防が見られます。先週と今週でこのエリアは強く意識されてきたことがわかります。
今週、200EMAにタッチし、長い下ヒゲを付けて上昇しています。
ミドルバンドは上向き。先端は収縮傾向、これは今週と先週のもみ合いを反映しています。
現在の価格は、ボリンジャーバンドの+2σを突切り、+3σに到達しようかというところです。
日足チャートを見ると、
- 日足でも上昇トレンドに転換。
- 109.0円と200EMAをもみ合いの末、明確に抜けてきた。
以上のことがわかります。
想定プラン
以上、ここまで週足、日足と見てきましたが、私がこのチャートから感じるのは、
- 週足ボリンジャーバンド+2σ初回のタッチ
- 週足200EMA
- 日足ボリンジャーバンド+2σ突切り
これらのポイントがやはり気になるということです。
また、その上には110.0のラウンドナンバーが控えており、これから積極的に買っていくには勇気が必要です。
私は既にロングポジションを利食っており、現在ポジションを持っていません。
もし入るとすれば、次のようなトレードプランで来週以降に入りたいと思っています。
Aパターンの優位性(ロング)
- 週足・日足上昇トレンド
- 週足トレンドライン突破
- 週足200EMA突破
Bパターンの優位性(ショート)
- 109.0円サポート突破
- 日足チャネルライン突破
- 日足200EMA突破
これらの値動きとなったら、ポジションを持つことを考えることにして、とりあえず今週は静観します。
現在の執行足の状況
ちなみに今の4時間足はこのような状況です。

今後の見通し
チャート分析からは、上はチャートポイントがひしめいていることから、更に上値を試していくというよりは、もみあいとなるのではないかと考えています。
もちろん、上を目指す可能性もあるのですが、やはり週足ボリンジャーバンド+2σと200EMAが気になります。
いずれ、気になるチャートポイントから価格が離れ、明確な動きとなってからトレードしていきたいと思っています。
- 上昇の勢いはあるが、上には抵抗ポイントが多し。新規ロングポジションには要注意。
以上がドル円のチャートの分析&今後の見通しです。
何かしらトレードの参考にしていただければ幸いです。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!