
今日のチャート分析は、「EURJPY(ユーロ円)」です。
ユーロ円については、先日次のようなトレード戦略を立てていました。
2019.11.04【EURJPY】FXチャート分析。ここを抜けるかどうか!?注目の抵抗ラインを徹底解説します。
そして、昨日ユーロ円が下落したことで、日足ベースでのレンジ下限に到達。
これを受け、新たなトレード戦略を考えましたので、今日はこの戦略について詳しく解説していきます。
なお、初めてご覧になる方は、目的や注意事項についてまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.11.07【EURJPY】FXチャート分析
まずは週足です。
週足

週足で目立つ価格としては、
- 123.5円
- 121.5円
- 120.0円
この3つですね。とりあえずこの3つの価格に水平ラインを引きます。
トレンドは下降トレンド。週足だと123.5円を抜けるまでは下降トレンドと定義します。
ただ、直近では安値を更新できずに戻しを演じています。2018年9月を頂点にしたチャネルラインを上へ突破し、現在は若干もみ合っているという状況です。
ローソク足は、横並びで方向感がありません。
ミドルバンドはやや下向きの収縮型。ボリンジャーバンドでは、レンジを示す形状です。また、現在の価格はミドルバンドと+1σの間にあります。
この週足チャートでは、長期ではいまだ下落トレンドではあるもののチャネルラインを突破するなど、直近ではトレンドに変化の兆しが見られ、現在はもみ合いとなっていることがわかります。
長期ではいまだ下落トレンドではあるもののチャネルラインを突破するなど、直近ではトレンドに変化の兆しが見られ、現在はもみ合いとなっていることがわかります。
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、120.5円にも水平ラインを引くことができます。
日足では、121.5円を上抜けない限り下降トレンドと定義します。ただ、高値と安値を切り上げており、現在は120.5~121.5円の価格間を行ったり来たりしています。
週足チャネルラインを上に突破し、新たな日足のチャネルライン内での値動きとなっており、直近は上限で頭を押さえられながらもみ合っています。
ローソク足は横並び。方向感がありません。ミドルバンドは上向き。ボリンジャーバンドの先端は収縮しています。
現在の価格は、ミドルバンドの直上。まさにタッチしているというところです。
日足チャートを見ると、
- 日足の直近では高値安値を切り上げ、現在もみ合っていること
- 120.5~121.5円の価格帯を行ったり来たりしていること
以上のことがわかります。
想定プラン
これらのことから、次のようなトレードプランを考えてみました。
Aパターンの優位性(ロング)
- 週足チャネルライン突破
- 直近の上昇基調
- 日足20MA反発
- 120.5~121.5円レンジ下限
今日のトレードプランは、120.5~121.5円レンジの下限からロングで狙う戦略になります。
現在の執行足の状況
執行足の4時間足はこのような状況です。

エントリー&エグジット
エントリーは、4時間足の-2σ。+2σでエグジットします。ストップは、レンジ下限の121.5円よりちょっと離した120.2円付近に置きます。
今回のトレードのキモは、価格がもみ合っていることにあります。
価格に方向感がない環境では、価格はボリンジャーバンドの+2σ~-2σ間を行ったり来たりする傾向があります。
そして、これに日足サポートラインと直近の上昇基調という要素を組み合わせたロング戦略になります。
もちろん、121.5円から更に上へ試す可能性は十分ありますので、そのままロングポジションをホールドする選択もありです。
しかし、121.75付近に日足200EMAがあり、その辺で頭を押さえられる可能性が高いので、今回は4時間足の+2σをターゲットとしています。
今後の見通し
今後の見通しとしては、更に上を目指す可能性はあるものの、日足200EMAを越えるかは不透明。逆に、今後120.0円を下抜ける動きを見せるなら、一気に下目線といった感じです。
もし下目線となった場合には、短期足で戻り売りを狙っていく戦略になります。
- 120.5~121.5円レンジ下限からのロング
- 121.5円から上に伸びていくかは不透明
- 120.0円を下抜けてくるなら一気に売り目線になる
以上、今日のユーロ円のチャートの分析&戦略でした。
何かしらあなたのトレードの参考になれば幸いです。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!