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【効果的な読書のコツ】読んだ本の内容を忘れてしまうのはアウトプットが圧倒的に少ないからです

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本を読んでも内容を全然覚えていない・・・どうすれば、忘れないようにできるの?

成長するため、自分を変えるために読書しているけど、読み終わってから本の内容を1ミリも覚えていない・・・

あなたにもこんな経験はありませんか?

本を読んで多くの情報を取り込もうとすることは、とても大切なことですが、いくら本を読んでも、その内容が頭に入っていなければ、意味がありません。本を読む時間と労力、お金の無駄になってしまいます。

私は、週に1~2冊、年間で100冊は本を読んでいますが、忘れにくくするための工夫をしているので、ある程度本の内容を覚えていることができています。

この記事では、私が実践している本の内容を忘れにくくするためのコツをお伝えしていきます。

この記事の内容を理解してもらえば、時間をかけて繰り返し本を読む必要もなくなりますし、忘れにくくなります。学習効率が上がることで、より成長しやすくなると思います。

今後のあなたの読書の質が大きく変わるとても大切なお話です。ぜひ、最後までお付き合いください。

効果的な読書のコツ

効果的な読書のコツ

結論から言うと、読んだ本の忘れないために効果的な読書のコツは、「アウトプット」を重視することです。

ここでは、脳内に情報を取り込むことをインプット、脳内に取り込んだ情報を処理して何らかの行動を起こすことをアウトプットと定義します。

インプット → 本を読むこと
アウトプット → 感想を書いたり、人に話したりすること

そして、人はアウトプットを通じて、記憶します。読むだけ、つまり、インプットだけではなかなか人は覚えることができません。記憶できるかどうかは、人のやる気とか記憶力の問題ではなく、アウトプットが重要な鍵を握っています。

アウトプットすると忘れにくくになる

アウトプットすると忘れにくくになる

ちゃんと覚えているつもりでも、すぐに忘れてしまう。これってとてもよくあることです。

あなたは、昨日の夕食に何を食べたか覚えていますか?

さすがに昨日だったら覚えているでしょうか。では、一週間前の夕食だったらどうでしょう?何か特別な日でない限り、一週間前に何を食べたかなんて忘れてしまっているでしょう。

なぜ、昨日の夕食のことは覚えているのに、1週間前のは忘れてしまうのか?

それは、言うまでもなく人の記憶は、時間に大きく依存するからです。

人の脳の面白いのは、インプット後、自然と重要な重要とそうでない情報とに区分して、重要な情報は長期記憶として保存し、重要ではない情報は忘れてしまうようにしている所です。

では、何を持って脳は「重要であるか」を判断しているか?

結論から言うと、脳は「何度も使われる情報は重要である」と判断します。

つまり、何度も使われる情報は重要だから保存しようし、ほとんど使われない情報はさほど重要ではないだろうから、捨ててしまおうと脳が勝手に振り分けてしまうのです。

頑張ってインプットしてもすぐにその情報を使わないでいると、重要ではない情報と脳に判断されて、すぐに忘れてしまのです。

脳に入った情報は、 2週間から4週間という期間、海馬で一時的に保存されます。この期間に何度もその情報が取り出されると、「重要な情報である」と脳が判断して、その情報は長期記憶として保存されることになります。

これは、何となくイメージしやすいと思います。何度も思い出すような出来事は何年経っていても覚えていますからね。

もし、より効果的なインプットしたいのなら、インプット後、2週間~4週間の間に何度もアウトプットして、情報を長期記憶として定着させることが重要だということです。

人はインプットに偏りがち

人はインプットに偏りがち

とはいえ、アウトプットは面倒臭いですよね。

多くの人はインプットに大きく偏っていて、アウトプットをほとんどしないように思います。

ここで、一つの疑問がでてくるでしょう。

アウトプットとインプット、どれくらいの割合がベストなのか?

インプットとアウトプットの適切な割合を知ることができれば、より効率よく勉強できます。この疑問の答えを導き出すのに有効なある実験があります。教育心理学の博士であるアーサー・ゲイツが行った実験です。

ゲイツは地元の学校の5つのクラスで実験を行いました。その方法は、小学3年生から中学2年までの子どもたちに人名年鑑に書かれたプロフィールを覚えさせ暗唱させるというものです。

実験の方法はインプットとアウトプットの時間をそれぞれのグループで変えて、いずれも合計9分間で暗記させるというもの。

この実験で、最もパフォーマンスが良いインプットとアウトプットの割合を導き出そうとしたわけです。

そして、その結果、最も良い結果を出したのは、60%インプット、40%アウトプットに費やしたグループでした。次に年長のグループに試すと、約70%インプット、30%アウトプットしたグループが最もいい成績となりました。

より大人に近い、年長のグループ結果を採用するとすれば、

インプット30%、アウトプット70%くらいの割合がベスト

だということです。

つまり、インプットの倍以上の割合の時間を割き、アウトプットに費やすべきということになります。

この割合を見てあなたはどう思いますか?これまでずいぶんインプットに偏っていたと思いませんか?

アウトプットの3つの壁

アウトプットの3つの壁

人は無意識にアウトプットを避け、インプットばかりしようとします。

「アウトプットは面倒臭い」という心の奥には、アウトプットを無意識に避る次の3つの壁が存在しているからです。

①完璧を求める

一つ目の壁とは、人が持つ完璧思考です。

人は完璧を求めてしまいがちです。インプットを完璧にしてからアウトプットしようと考えるのです。

例えば、英語を完璧にしてから海外へ行こうとか、十分に経営を勉強してから起業しようとか考えてしまいがちです。

しかし、実際にインプットを完璧にするには、余計な情報もすべからくインプットしなければなりませんから、多大な労力と時間がかかります。

その結果、アウトプットする機会がなく、インプットにいつまでも終始してしまうのです。

②見返りを求める

二つ目の壁は、アウトプットに見返りを求めてしまう思考です。

アウトプットは、脳に負荷がかかります。負荷がかかると脳はエネルギーを使いますから、脳はそもそもアウトプットが嫌いです。

もし、アウトプットするのであれば、その対価として相応の報酬を求めます。つまり、アウトプットの報酬がそのエネルギーに見合うものでなければ、アウトプットするモチベーションがどうしても湧かないのです。

アウトプットの労力に対する元を取ろうとし、回収できる見込みがなければ、アウトプットしようとはしません。

自分にとって「得」になるアウトプットの場なんて、そうそうありませんから、アウトプットの場は必然的に少なくなります。

③アウトプットの機会がない

アウトプットできない3つ目の壁は、アウトプットの機会がないという壁です。

例えば、本を読んでそれをアウトプットしようとしたとしても話を聞いてくれる人がいなければ、アウトプットすることはできません。

そして、話の内容をちゃんと理解してくれる人、自分の話をちゃんと聞いてくれる人というのは、周りに案外いないものです。

アウトプットしたくても、アウトプットする機会がなければできません。

SNSを活用する3つのメリット

アウトプットにSNSを利用する

ここまで、インプットよりもアウトプットを重視すべきというお話をしてきました。

一番簡単なアウトプットは話すということです。例えば、家族や友人、同僚などに話すことも立派なアウトプットです。

しかし、そんな人が身近にいないという場合もあるでしょう。そんな方には、SNSで 本を読んだ感想や気づきを発信することをおすすめします。

私は、Twitterを活用しています。本を読んだ感想や気づきをTwitterでつぶやくのです。

私がTwitterを選ぶ理由は、

  • たった140文字でいい
  • コンテンツとして成立していなくてもいい

という理由からです。

ブログだと、アウトプットの分量がある程度必要になりますし、コンテンツとして完結する必要があって、どうしてもアウトプットのハードルが高くなってしまうのです。

まずアウトプットのハードルをグッと下げるためにもTwitterから始めるのがおすすめです。

私は、SNSを使ってアウトプットすることで、次の3つのメリットを享受できると考えています。

  1. アウトプットを前提としたインプットができる
  2. すぐに簡単にアウトプットができる
  3. 人と繋がることができる

それでは、一つ一つ説明していきましょう。

①アウトプットを前提にインプットができる

まず、一つ目のメリットは、アウトプットを前提にインプットができることです。

私は、学生時代に英単語を自作の語呂合わせと勝手に作ったストーリーを絡めて暗記をしていました。

人はストーリーが大好きですから、 ストーリーとして理解することで、記憶に残りやすくなります。ストーリーとは、筋道であり論理です。論理があれば、より長い期間記憶に留めておくことができます。

では、いかに論理を持って物事を理解することができるのか?

その最も簡単な方法が、人に説明するという前提でインプットすることです。

人は、物事を説明するという前提であれば、自然と情報を整理してから、記憶しようとします。

人に説明する意識を持つことで、自らの理解をより深めることができ、記憶にも残るようになるのです。

これを理解するために、人に説明するという前提でテレビのニュースを見てください。

何となくニュースを眺めているのとは、全く違う感覚でテレビを見ている自分に気付くはずです。

  • ニュースの核心は何か?
  • どのような背景があるのか?
  • 今後どんな展開が想定されるか?

自然とアウトプットするためのストーリーを組み立てようとするはずです。人へ伝えることを前提として学ぶことで、インプットの質が全く違ったものになります。

SNSでアウトプットするという前提を作ることで、インプット情報を論理立てて理解しようとする習慣ができます。

それがインプットの質を変え、学習効果をアップさせるのです。

②すぐに簡単にアウトプットできる

二つ目のメリットは、すぐにアウトプットできることです。

先程、長期記憶のお話をしましたが、2~4週間の間に何度もアウトプットをして、脳に重要な情報として認識してもらう必要があります。

つまり、日常で得た気付きや学びを忘れる前に、アウトプットを頻繁に繰り返すことが重要なのです。

その点、私達は常にスマホを持ち歩き、日常的にアウトプットできる環境にあります。

スマホでなら場所や時間に縛られることなく、ちょっと空いた時間に気軽にアウトプットすることができます。

③人と繋がることができる

三つ目のメリットは、人と繋がることができることです。

SNSで読書の感想を発信することで、同じ嗜好を持った人と簡単に繋がることができます。

人と繋がることで、

  • 自分とは違った視点で物事を見ることができる。
  • おすすめの本を教えてくれる。
  • 読書のモチベーションアップになる。

こんなメリットがあります。

読書についての発信用のアカウントを「読書垢」なんていいますが、検索してみると様々な人が読書について語っています。

人と繋がるコツは、ハッシュタグを活用することです。

例えば、

  • #作品名
  • #書籍名

とか文末にハッシュタグを付けて 発信することで、同じ本を読んだ人の反応が結構返ってきます。

また、

  • #本好きと繋がりたい
  • #読書好きと繋がりたい

とかで発信することで、多くの読者垢と繋がることができます。

また、SNSだと人からすぐにフィードバックをもらえるのも大きいです。実は、これがSNSでアウトプットする大きなメリットでもあります。

学習効果を最大化させるための適切なプロセスは、「インプット→アウトプット→フィードバック」です。

これは、受験勉強に例えるとわかりやすいでしょう。

(インプット)テキストを読み込む→(アウトプット)問題集を解く→(フィードバック)答え合わせをして、不足している知識をテキストで確認する。

こう見ると、フィードバックは学習にとって、とても大切な役割を果たしていることがわかります。

フィードバックがなければ、自らが誤った理解、解釈をしていたとしても改善することができません。

テストで点数を取れる人は、例外なく見直しに時間をかけますよね。

答えが正解だったとしても、解法として適切であったか、間違っていたら、なぜ間違ってしまったのか、全くわからない問題であれば、どのような知識を身に付けるべきなのかを十分に考えるのです。

逆に、点数を取れない人は、正解であれば、正解。間違っていれば、不正解。答え合わせで止まってしまい、次のインプットに対して何も考えません。その結果、同じ失敗を何度も繰り返します。

フィードバックがなく、ただ問題を解いているだけでは、学習効率が非常に悪いのです。

しかし、学習にとって重要なフィードバックの機会が大人になると極端に少なくなります。自分が間違った理解、解釈をしていても間違いを指摘される機会がほとんどありません。

だからこそ、自分で意識的に正しいインプットができているのか確認する場や機会が必要です。

SNSでの発信をおすすめする理由がまさにその点です。

もちろん、SNSだとポジティブなもの、ネガティブなもの色々あると思いますが、自らのインプットに対しての貴重なフィードバックの機会となります。

自分だけの物事の見方だけではなく、様々な人の見方を知ることで、インプットに対し、より一層理解を深めることができるのです。

また、ポジティブなコメントをいただくことで、より学習意欲が増すこともあります。インプットの確認とモチベーションの維持、フィードバックには学習における重要な働きがあるのです。

現実の変化はアウトプットの量で決まる

現実の変化はアウトプットの量で決まる

インプットは脳内の情報を取り込むことですから、インプットを続けていれば、情報は蓄積されていきます。

しかし、当たり前の話ですが、それだけでは何も現実的な変化はありません。

本の内容を自分なりに咀嚼し、表現して初めて何らかの成果、結果を得られるのであって、 たとえ本を100冊、1000冊読んで頭の中にいくら情報を蓄積しても、それを外部に出さなければ、現実に何の変化も起きないのです。

アウトプットは、現実的な行動です。アウトプットすることで初めてインプットされた情報が現実に生かされことになるのです。

自分の目の前の現状を変えたいのであれば、本を「読む」というインプットよりも学んだことを「話す」「書く」「行動する」など、アウトプットをより重要視すべきです。

勉強熱心なのにもかかわらず、現実が何も変わらないと悩む人の多くは、まずこの大切な前提を踏まえるべきだと思います。

  • A : 週に1冊本を読む人
  • B : 2ヶ月に1冊本を読む人

もし、能力が全く同じ二人がいたとして、次のうちどちらが早く成果を出すと思いますか?

ここで、もしAと即答するのであれば、まだあなたはインプットの呪縛に縛られています。

確かに、勉強量が多いAが成果を出しそうに思えますが、成果は決してインプットの量で決まるわけではありません。

実際にはアウトプットの量で決まります。

例えば、本を月に1冊しか読まなくてもアウトプットが十分であれば成果が出やすいですし、週に1冊のペースで読んでいても、アウトプットを何もしなければ成果は出にくくなります。

インプットで満足するのはただの自己満足。 知ったような気になり、成果を想像して気持ちよくなっているだけに過ぎません。

自分が成長し、成果を出すためにはインプットの量を増やすのではなく、まずはアウトプットの量を増やさなければなりません。

まとめ

では、一旦まとめます。

  • アウトプットすることによって忘れにくくなる。
  • 何度も使う情報を脳が重要と判断して忘れにくくなる。
  • 人は無意識にアウトプットを避ける傾向がある。
  • アウトプットにはSNSが有効。(特にTwitterがおすすめ)
  • 発信することで、人と繋がることができたり、フィードバックが得られる。

以上、本の内容をしっかりと記憶し、自己成長を果たすために大切な読書のコツをお伝えしてきました。

アウトプットを重視して、本を読むことで、時間をかけて繰り返し本を読む必要もなくなり、読書の質が変わります。

ぜひ、インプット重視からアウトプットに軸足を移してみませんか?より効果的な読書ができると思いますよ。

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