おはようございます。五十嵐です。
さて、昨日GBPUSD(ポンド/米ドル)が下落。まだレンジ内を行ったり来たりしています。
来週の GBPUSD のレンジトレードとレンジブレイクアウト後のトレードについて、チャートを使いながら解説していきます。
本日のチャート分析の流れ
■ 2019.11.23【GBPUSD】(ポンド/米ドル)のチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略①
・ロング戦略②
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.11.23【GBPUSD】FXチャート分析
まずは週足です。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.32
- 1.278
があります。まずはここに水平ラインを引きましょう。
トレンドは上昇トレンドです。
2018年4月を頂点に下降トレンドを描いていましたが、今年8月から反発。10月中旬には、下落トレンドの直近高値を上抜けて、ダウ理論上の下降トレンドを否定しました。
現在、高値&安値ともに切り上げており、上昇トレンドに転換しています。
ローソク足を見ると、横並びとなっていて、もみ合いとなっているのがわかります。
直近の急上昇を反映してミドルバンドはやや上向き。バンド先端は拡大傾向にあります。
現在値は、ボリンジャーバンドの+2σと+1σの間にあります。
- 週足は上昇トレンド
- 上昇後のもみ合い。もう一段上に行くか。
- 1.278がサポートラインとして機能している
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、1.3にも水平ラインを引くことができます。
日足では、上昇トレンド中のもみ合いとなっていて、1.278-1.3のレンジ内を往復運動しています。
ボリンジャーバンドを見ると、ミドルバンド、バンド先端ともに横向き。ボリンジャーバンドは、完全にレンジの環境を示しています。
レンジの際には、価格はボリンジャーバンドの±2σ間の往復運動をしますので、まさにそのような値動きとなっています。
昨日、大きく下落して現在は-1σに到達。1.278のサポートライン&-1σに接近しています。
- 日足では、上昇トレンド中のもみ合い
- ボリンジャーバンド±2σが機能している
- 1.278-1.3のレンジとなっていて、現在レンジ下限に接近中
トレード戦略
以上のことから、レンジ内トレード&レンジブレイクアウト後の戦略を考えてみました。
下のチャートは4時間足です。

ロング戦略①
【戦略の優位性】:
①週足・日足上昇トレンド
②レンジ下限からのロング(1.278サポートライン)
③日足ボリンジャーバンド-2σ
④4時間足200EMA
【エントリー】:レンジ下限到達後、反発の足を確認後にエントリー
【ストップ】:レンジ下限より少し下
【ターゲット】:1.295円
まず、レンジが継続するだろうとの予測の上でのレンジトレードです。
レンジ下限到達後、反発した足を確認した後に買いでエントリーしていきます。
ちょうどよく4時間の200EMAも接近していますから、これもロングの支援材料になると思います。
ストップは、レンジ下限よりも少し下。ターゲットは、レンジ上限付近の1.295です。
ロング戦略②
【戦略の優位性】:
①週足・日足上昇トレンド
②レンジ上限(1.3レジスタンスライン)ブレイクアウト
【エントリー】:レンジ上限をブレイクアウト後に押し目買いを狙っていきます。
【ストップ】:1.3よりも少し下(押し目次第)
【ターゲット】:1.32
続いて、2つ目のロング戦略です。
こちらは、1.3のレジスタンスラインをブレイクアウトした場合の戦略になります。
1.3をブレイクアウトした後に押し目を狙っていきます。ストップは、その押し次第ではありますが、1.3よりも少し下のあたりでしょうね。
ターゲットは、1.32まで持っていきたいところです。
今後の見通し
来週は、とりあえずレンジ下限に達するか注目です。
もし、急上昇して1.3をチャレンジするようであれば、戦略②に切り替えて押し目買いを狙っていきたいと思います。
いずれ、目線は「上」ですね。来週は、この2つのラインに注目していきます。
- とりあえずレンジ下限に注目。もし、レンジ上限をブレイクしたなら、押し目買いを狙っていく。
以上、GBPUSDのチャートの分析&今後の見通しです。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!