本日のチャート分析の流れ
■ 2019.11.21 EURUSD(ユードドル)のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略
・ショート戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
おはようございます。五十嵐です。
さて、ユーロドルが現在レンジを形成。どちらに抜けるか注目してチャートを見ています。
今日はユーロドルの見所&トレード戦略について解説していきます。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.11.21【EURUSD】FXチャート分析
まずは週足です。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.14
- 1.116
- 1.09
があります。まずはここに水平ラインを引きましょう。
トレンドは完全なる下降トレンドです。高値と安値をともに切り下げている状況にあります。
ローソク足の流れをよく見てみると、直近安値の1.09を付けた後、反発。戻りを試すかというところで、横並びのローソク足が並んで方向感がありません。
今年8月中旬からは、1.09-1.116のレンジに収まっています。
長く下降トレンドでしたので、ミドルバンドも下向き。バンドの先端は直近のもみ合いを反映してやや収縮気味です。
現在値は、ミドルバンドの下に潜り、頭を抑えられている状況にあります。
- トレンドは下降トレンド
- 直近ではもみ合っている
- 20MAで頭を抑えられている
日足
次に日足です。

日足チャートを見ると、1.1075も意識されているようですね。ここにも水平ラインを引いてみましょう。
日足で見ると、トレンドはレンジです。
ローソク足は、昨日、今日と小さくなっていて、売りと買いが拮抗しているのがわかります。この拮抗が崩れると方向感が出てくるでしょうね。
ボリンジャーバンドのミドルバンドはやや下向き。バンド先端もやや下向きながら収縮しています。
現在値は、日足ミドルバンド(20MA)に頭を抑えられているという状況です。
- 日足ではレンジとなっている。
- 1.1075付近で売りと買いが拮抗している
- 20MAで頭を抑えられている
トレード戦略
ちなみに4時間足ではこんな感じです。

日足で引いた水平ライン1.1075付近を4時間足を見ると、1.055-1.109でレンジとなっています。(黄色のレンジ)
以上のことから、このレンジを上に抜けた場合と下に抜けた場合の2つの戦略を考えてみました。
ロング戦略(上抜けた場合)
【戦略の優位性】:
①4時間足レンジ上限突破
②日足・週足20MA突破
【エントリー】:ブレイクアウトした後、押し目買いを狙う
【ストップ】:ブレイクラインより少し下
【ターゲット】:1.116円
まず、ロング戦略です。
4時間足レンジのレジスタンスラインを上抜ければ、週足ベースでのレンジ上限まではいくのではないかというのが、このトレード戦略です。
エントリーは、ブレイクアウトしてから押し目買いを狙っていきます。
ストップは、ブレイクラインである、1.109よりも少し下。ターゲットは、週足のレジスタンスラインでもある1.116です。
ショート戦略(下抜けた場合)
【戦略の優位性】:
①4時間足レンジ下限突破
②週足・日足20MA反発
③週足下降トレンド
【エントリー】:4時間足のレンジ下限のブレイクアウトを狙っていく。
【ストップ】:ブレイクラインより少し上
【ターゲット】:1.1付近
4時間足レンジ下限のブレイクアウトを狙っていきます。
なぜ、こちらの戦略では、戻り売りではなくブレイクアウトの瞬間を狙うのか?
それは、こっちの戦略が本線だからです。週足が下降トレンドであるなど、ロング戦略よりもこちらの方がより根拠があるため、より強気で攻めるわけです。
ストップは、エントリーの根拠でもあるブレイクラインよりも少し上。ターゲットは、日足ベースでの直近安値1.1付近ですね。
今後の見通し
さて、4時間足のレンジをどちらに抜けるかに注目です。
下に抜けた方が攻めやすいと考えていますが、どうなるでしょうか。もうちょっと、もみ合いを続ける可能性もあります。
いずれにしても、抜けてからのシナリオを作り、抜けたらそれに対応するだけです。
- 4時間足ベースのレンジをどちらに抜けるか注目。抜けたほうについていく。
以上、ユーロドルのチャートの分析&今後の見通しです。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!