本日のチャート分析の流れ
■ 2019.11.19 GBPUSD(ポンドドル)のFXチャート分析
・週足チャート分析
・日足チャート分析
■ トレード戦略
・ロング戦略
■ 今後の見通し
※当ブログのチャート分析を初めてご覧になる方は、目的や注意事項について、下記にまとめていますので、まずはこちらをご覧ください。
おはようございます。五十嵐です。
さて、ポンドドルが再上昇。再度ブレイクラインに近づいてきました。
ブレイクアウトからのロング戦略が考えられますので、今日はポンドドルのトレード戦略&今後の見通しについて解説していきます。
では、早速チャートを見ていきましょう。
2019.11.19【GBPUSD】FXチャート分析
まずは週足です。
週足

週足で目立つ価格としては、上から
- 1.32
- 1.278
があります。まずはここに水平ラインを引きましょう。
週足トレンドはレンジです。一見下降トレンドのように見えますが、見るべきポイントは矢印の部分。
高値と安値を切り下げる下降トレンドでしたが、矢印の高値を上抜けていますので、レンジと定義します。
2018年の4月を頂点とした、下降のチャネルライン内を移動していましたが、10月中旬に上値抵抗線を突破。
一気に目線が上となりました。現在は一段上のレンジ内にいるという感じです。
ローソク足を見ても、横向きにローソク足が並んでいる様子で方向感がありません。
ボリンジャーバンドはやや上向き。バンドの先端はやや拡大しています。これはブレイクアウトが反映されているからですね。
ローソク足の流れを見ると、ボリンジャーバンドの-2σから一気に+2σ突っ切りまで上昇し、現在は+1σに支えられるように+1σと+2σの間に価格が存在しています。
- 週足のトレンドはレンジ
- ただ、直近は上昇傾向にある
- ブレイクアウト後はもみ合いとなっている
日足
次に日足を見ていきましょう。

日足チャートを見ると、1.3がブレイクラインになっています。つまり、ここを上抜けると更に一段上に行く可能性があります。
日足では上昇トレンド。直近ブレイクアウト後のもみ合いとなっています。
1.278のレジスタンスラインをブレイクアウト後、レジサポ転換した1.278サポートラインまで押しを作り、2度反発しました。
この状況から結構上昇圧力が強いのがわかります。
ボリンジャーバンドのミドルバンドは横向き。バンド先端は収縮していて、もみ合っている状況を示しています。
ボラティリティは波のように高かったり低かったりするもの。ボラティリティが収縮しているということは、一気に拡大する場面が近いことを意味します。
現在の価格は、+2σ突っ切ったあたり。1.3のレジスタンスラインに近いこともあり、そこで反発を受けています。
このラインを上抜けるかどうか注目ですね。
- 日足では上昇トレンド。
- 現在、もみ合っていてボラティリティが低くなっている。
- 上昇圧力はいまだにある。1.3レジスタンスラインをブレイクできるかに注目。
トレード戦略
以上のことから、1.3レジスタンスラインをブレイクアウト後のロング戦略です。
ちなみに4時間足ではこんな感じです。

細かいローソク足で着実に上昇しているのがわかります。「着実に上昇している」という感じ。
このような形状はトレンドが「強い」ことを示しています。逆に短期間で急激に伸ばすようなトレンドはその形状とは裏腹に弱かったりするものです。
ロング戦略
【戦略の優位性】:
①日足上昇トレンド
②1.3ブレイクアウト→1.3サポートラインに転換
【エントリー】:ブレイクアウト後の押しを待ってからのロングエントリー
【ストップ】:1.3の少し下
【ターゲット】:1.32
レジスタンスラインをブレイクした後のロング戦略です。
日足の上昇トレンドがしっかりしているので、仮に1.3を上にブレイクアウトすれば、1.3がレジスタンスラインからサポートラインに転換する可能性が高い。そこでサポートされることを前提としたトレードアイデアです。
ストップは、押し次第ではありますが、戦略の根拠となっている1.3サポートラインよりも少し下になるでしょう。
ターゲットは、週足でも意識されている1.32付近になるかと思います。
今後の見通し
今後、1.3をブレイクアウトするかに注目です。
目線は完全に上ですから、今回のチャレンジでブレイクアウトするのでは?と私は考えていますが、下に落とされてレンジ継続という可能性も十分にあります。
いつものように、ブレイクアウトそのものではなく、ブレイクアウトした後の押しを狙っていきたいと思っています。
- 1.3をブレイクアウトするかに注目。もし、ブレイクアウトしたら、第2波をロングで狙っていく。
以上、ポンドドルチャートの分析&今後の見通しでした。
何かしらトレードの参考になれば幸いです。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!