おはようございます。イガラシヒナタです。
ここでは、今日の豪ドル円相場の注目のポイントをご紹介していきます。
実は、先日こんな投稿をしました。
私の豪ドル円のトレード戦略は、レンジ上限(74.5円)からのショートです。
「INVITAION」2019.10.28の投稿から
そして、現在値が75円付近。つまり、先日のショートポジションはあえなく損切りとなりました。そして、これを切り替えて現在ロングポジションを持っていますので、今日はその辺について解説していきたいと思います。
なお、初めてご覧になる方は、まずはこちらをご覧ください。目的や注意事項についてまとめています。
では、早速始めていきましょう。
2019.10.31【AUDJPY】トレード戦略
今日の豪ドル円のトレード戦略は、「日足200日移動平均線までの短期のロング戦略」です。
相場環境の分析
週足

まずは、週足を見ていきましょう。
目立った価格としては、やはりこの3つ。「76.0円」「74.5円」「71.0円」です。まずはこれらに水平ラインを引きます。
トレンドは、きれいな下降トレンドで、高値を切り下げ、安値も切り下げています。ただ、直近は戻してきていますね。
高値が3点、安値が2点結ぶような下方のチャネルラインを引くことができます。現在はこのチャネルラインの中で均衡が取れている状態です。そして、今はチャネルラインの上限を目指している状況にあります。
直近のローソク足を見ると、やはり陽線が多いですね。上げ圧力が強いように見えます。
移動平均線は横向きです。ボリンジャーバンドは横向きの寸胴となっています。つまり、ボリンジャーバンドの形状的には、レンジ相場の兆候を示しています。
また、ローソク足はMA20から+1σに向かっているという状況です。
この週足チャートからわかることは次の3つ。
- きれいな下降トレンドを描いていること。
- 直近は戻りを見せていること。
- インディケーターはレンジの兆候を見せていること。
日足
続いて日足チャートを見ていきましょう。

現在の価格は、74.5円を明確に上抜けてきたところです。
日足ベースでは、トレンドは上昇トレンド。ローソク足を見ると、小幅ながら着実に上昇しているのがわかります。
移動平均線は上向きで、ボリンジャーバンドは上向きの寸胴型となるところ。上昇が巡航している状況を表しています。
現在値は、+1σに支えられている状況です。上昇トレンドである場合、+1σに支えられることが多い傾向にあります。
想定プラン
想定プランは、もちろんロングのAプランです。
Aパターンの優位性(ロング)
- 日足上昇トレンド
- レジスタンスラインブレイク
執行足の状況
執行足である4時間足はこのような状況です。

エントリー&エグジット
現在、私はロングポジションを保有しています。現在、この記事を書きながらも値が伸びていて、利が乗っている状態です。
ターゲットは「75.5円」、ストップはサポート直下の「74.4円」に置いています。
なぜ、ターゲットが「75.5円」なのか?
それは日足の200日移動平均線(200EMA)があるからです。
次のチャートは、豪ドル円のちょっと前の日足チャートなのですが、青い線である200EMAによって価格が抑えられているのがわかると思います。つまり、かなり意識されているということです。

これは豪ドル円に限らず、すべての相場で言えることなのですが、200EMAは結構意識されることが多く、トレンドの転換ポイントとなることが多いのです。
ですから、ここを一つのターゲットに置くことは合理的と言えます。
もちろん、上に抜けてきたら、素直に上に乗っていくのがセオリーですが、実はその上は抵抗要素が多いのです。例えば、週足トレンドライン、「76円」のラウンドナンバー、日足200EMAなどですね。もし、勢いについていって上を狙うのであれば、これらには十分注意です。
「INVITAION」2019.10.28の投稿から
これは前回の私の投稿ですが、このような理由から、今回はあまり深追いしない短期トレードを想定しています。
今後の見通し
今後の見通しとしては、日足の200EMA付近が一旦の価格の向かう所になるかと思います。
次はこれを抜けるかどうか。これは今の所は何とも言えませんが、76.0円付近では結構抵抗要素が多く、下へ向かう転換ポイントになるのかなと想定しています。
例えば、
- 週足下方チャネルラインの上限
- 76.0円のラウンドナンバー
これらが意識される可能性が高い。この辺で一旦落とされるのではないかと思っています。
ですから、その辺まで引きつけて転換サインを待ってからショートを打つのは、一つ有力な戦略になるかと思います。
まとめ
では、最後にまとめます。
- 直近では上昇を続ける可能性が高い
- 75.5円付近が一旦のターゲット
- 更に上の76円付近は反転ポイントとなる可能性が高い
という感じでしょうか。
これらを現在の豪ドル円チャートから読み取ることができます。この記事が何かしらあなたのトレードの参考になれば幸いです。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました!
P.S
この他、ポジションを持っているのが、GBPUSD(ポンドドル)のロングポジション。 現在、若干ですが利が乗っている状況にあります。