おはようございます。イガラシヒナタです。
ここでは、今日の豪ドル/米ドル相場の注目のポイントをご紹介していきます。
豪ドル/ 米ドルが想定する反転のポイントまで近づいてきましたので、 その辺を詳しく解説していきたいと思います。
なお、初めてご覧になる方は、まずはこちらをご覧ください。目的や注意事項についてまとめています。
では、早速始めていきましょう。
2019.10.30【AUDUSD】トレード戦略
今日の 今日の豪ドル/米ドル の基本戦略は、「0.69付近からの反転を狙え!」です。
では、その根拠をチャートを見ながら解説していきます。
相場環境の分析
週足
まずは週足を見ていきましょう。

目立った価格としては、「0.67」がありますので、まずはここに水平ラインを引きます。
トレンドは、完全なる下降トレンド。ただ、直近ではもみ合っているのがわかります。
直近のローソク足を見ると、「0.67」という価格を嫌がるように、下ヒゲが多く出現していますね。
下ヒゲは、「拒否」のサインですから、かなり強く意識されている価格であることがわかります。
移動平均線は、やや下向きから横向きで、ボリンジャーバンドはやや横向きの寸胴へと変化しているようです。
ボリンジャーバンドからは、レンジに移行するような兆候が見られます。
ローソク足は、現在MA20付近です。
週足チャートからは、
- 長い下降トレンド中であること
- 直近はレンジの傾向であること
- 0.67は強く意識されていること
がわかります。
日足
続いて日足チャートです。

チャートを見る限り、
- 0.69
- 0.681
- 0.67
これらの価格が意識されているようです。
週足で引いた「0.67」に加えて、2本の水平ラインを引きましょう。
トレンドは、ダウの定義上は一応下降トレンドとして定義できますが、直近はレンジに移行しています。
ちなみに上昇トレンドへの転換点は、「0.708」です。これを超えてくると、上昇トレンドと定義します。
2018年12月3日の高値を起点に下方のチャネルラインを引くことができます。チャネルラインの上限と下限で価格が反転しているのがよくわかると思います。
0.67~0.69のレンジ底からレンジの天井に向かい、今まさにレンジの天井にぶつかりそうな状況にありますね。
移動平均線は上向きで、ボリンジャーバンドは上向きの寸胴型。上昇の兆候を見せています。
現在値は、+1σを突破、+2σに向かっているという状況です。
想定プラン
「0.69」のレンジ上限を抜けるのか、それともここで落とされるか注目です。以上のチャート分析から2つのプランを作ってみました。
Aパターンの優位性(ロング)
- 日足チャネルラインブレイク
- 「0.69」レジスタンスラインブレイク
Bパターンの優位性(ショート)
- 週足、日足下降トレンド
- 日足チャネルライン上限
- 「0.69」レジスタンスライン
私は、今のチャートの状況から【Bプラン】で考えています。
もちろん、「0.69」のレンジ上限を抜ければ、更に上に伸びていく可能性はありますが、直上には日足の200EMAの存在がありますし、今の段階では抜けたら考えるという感じです。
執行足の状況
執行足である4時間足はこのような状況です。

エントリー&エグジット
4時間足ででショートを狙っていきます。
狙うべきエリアは、「0.688~0.69」の黄色のエリアですね。このエリアで反転のサインを待ちます。
ターゲットは、「0.681」でしょうか。 「0.67」 のレンジ下限を狙いたいですが、直近では上げているので届くかわかりません。ここまで狙うのかは、意見が分かれる所だと思います。
まとめ
では、最後にまとめますが、注目は「0.69円」付近での反転。これに尽きます。
もちろん、上抜ける可能性はありますが、抵抗ポイントが重なっていますから、簡単には抜けないと見ています。
とはいえ、完全に逆張りでショートしていくのではなく、しっかりと反転のサインを拾ってショートしていきたいと思っています。
以上、本日の豪ドル/ドルの基本戦略でした。
何かしらあなたのトレードの参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!