おはようございます。イガラシヒナタです。
ここでは、今日のUSDJPY(ドル円)相場の注目ポイントを簡単にご紹介していきます。
USDJPY(ドル円) については、一昨日次のようなチャート分析を公開しました。
そこでご紹介したラウンドナンバーである109円に接近してきましたので、改めてチャート分析をしたいと思います。
なお、初めてご覧になる方は、まずはこちらをご覧ください。目的や注意事項についてまとめています。
では、早速始めていきましょう。
2019.10.29【USDJPY】トレード戦略
今日のドル円のトレード戦略は、「109円」大台突破からの押し目買いです。この戦略の根拠をチャートを見ながら解説していきます。
相場環境の分析
週足
まずは週足を見ていきましょう。

チャートを見ると、目立った価格としては、「109円」「104.5円」があります。まずはここに水平ラインを引きます。
トレンドはレンジです。上値を抑えるようにトレンドラインを引くことができます。
直近のローソク足を見ると、陽線が多く戻しているのがわかります。
そして、注意してもらいたいのが、200EMAに接近しているということです。これが109.5円のあたりにあります。
移動平均線は横向き、ボリンジャーバンドはやや拡大傾向にあり、 ボラティリティは上昇傾向です。
ローソク足をよく見ると、+1σを突破して+2σに向かっているのがわかります。
日足
続いて日足チャートです。

チャートを見る限り、目立った価格としては、
- 110円
- 109円
- 108円
のラウンドナンバーが強く意識されているようです。
トレンドは、ダウの定義上はまだ下降トレンドですが、 今後もし109円を上抜けてくるようであれば、上昇トレンドへの転換が確定します。
109円という大台を突破することで、相場参加者の目線が一段上に上がる可能性があります。
日足の200EMAに頭を抑えられるように、小さいローソク足が並んでいましたが、昨日200MAを突破し、大きく上昇しています。
移動平均線は上向きで、ボリンジャーバンドはやや拡大傾向にあります。現在値は、+1σを突破、+2σに向かっています。
想定プラン
現在のチャートの状況では、「109円」を抜けるのかどうか注目ですね。仮に「109円」を上抜ければ、短期足で押し目買いを狙っていきます。
ただ、あくまでも短期トレードがおすすめです。「なぜ短期なのか?」これは後で詳しく説明します。
Aプランの優位性(ロング)
- 日足上昇トレンド確定
- 「109円」レジスタンスライン突破
- 日足200EMA突破
執行足の状況
執行足である4時間足はこのような状況です。まさに今突破するかどうかという所ですね。

エントリー&エグジット
ターゲットは、「109.5円」付近になるかと思います。その理由は、週足の200EMAです。
他にも、
- 「110円」の大台
- 週足トレンドライン
- 日足チャネルライン上限
など、直上は天井要素満載です。なので、あくまでも「短期の押し目買い」というのはこういう理由です。
もちろん、これら抵抗要素をも抜けてくるようであれば、更に上に向かう可能性大です。
ただ、このような抵抗ポイントが重なった価格帯では、抜けるか抜けないかのダマシも多く、正直読めない部分がありますので、 明確な流れができてから入るのがベターだと思います。
まとめ
では、最後にまとめますが、
- 注目は「109円」のラウンドナンバーを上抜けるかどうか。
- 抜けたら、短期で押し目買い。
- ただし、抵抗ポイントが多いので、反転には注意。
これが本日のドル円の基本戦略になります。
ちなみに、他に注目している通貨ペアは、GBPUSD(ポンドドル)です。
先週ロングして当初順調に伸びていたのですが、あえなく失速。 最終的にエントリー同値決済でノーポジションとなりました。 現在、再上昇の兆しがありますので、ロングして見守っている所です。
何かしらあなたのトレードの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!