おはようございます。イガラシヒナタです。
ここでは、EURUSDが注目すべきラインに近づいてきましたので、そのラインを活用したトレード戦略をご紹介していきたいと思います。
なお、初めてご覧になる方は、まずはこちらをご覧ください。目的や注意事項についてまとめています。
では、さっそくチャートを見ていきましょう。
チャート分析
週足

まずは週足を見ていきましょう。長期的な下降トレンドでしたが、直近で戻しているのがわかると思います。
また、この下降トレンドは、トレンドラインを引くことができます。直近のローソク足を見ると、このトレンドラインのタッチ後に下に落とされているのがわかります。
移動平均線は横向き。ボリンジャーバンドは横向きのやや収縮気味となっています。現在の価格位置は、移動平均線のやや下ぐらいです。
日足

続いて、日足チャートです。
「1.117」と「1.1075」という価格が意識されているので、ここに水平ラインを引きます。
直近は、上昇していて、 日足では一応上昇トレンド となっています。上昇のチャネルラインを引くことができますね。チャネルの下限に価格が到達した所です。
ローソク足の形状を見ると、直近では売りが先行しています。
移動平均線は上向き。ボリンジャーバンドは上昇の寸胴となっています。+3σのバンドウォークを続けた後、+1σと20MAの間に現在値があるという状況です。
想定プラン
さて、ここまで週足と日足チャートを見てきましたが、私は完全に下目線で見ています。
日足ベースで見ると、
- 日足上昇トレンド
- 上昇チャネルラインの下限
などこれから上げる要素はありますが、ローソク足を見る限り、売りの圧力が強いからです。
では、どこで売っていくのか?
注目は、日足サポートラインである「1.1075」です。ここを下にブレイクアウトした後に、下位時間足で戻り売りを狙っていきます。
Aパターンの優位性(ショート)
- 週足トレンドライン突破からのダマシ
- 週足下降トレンド
- 日足サポートライン(1.1075)のブレイクアウト
4時間足

では、執行足である4時間足を見ていきましょう。
まだブレイクアウトしていませんが、ブレイクアウトしたら、戻りを待ってからエントリーしていきます。
今後の見通し
「1.1075」 を下抜けた後は、完全に下目線となりますが、日足の移動平均線タッチのタイミングで上に上げる可能性もあるかと思っています。
ただ、週足のトレンドラインと日足のレジスタンスラインである「1.117」が気になりますので、ロングは狙いません。
もし、想定どおり下へブレイクアウトしたら、目標値は直近最安値である「1.09」になります。
ここは当然、意識されるポイントになりますから、その手前をターゲットとします。
まとめ
さて、まとめると、
- 「1.1075」を下にブレイクしてからの戻り売りの戦略がおすすめ
- 上昇の可能性もあるが、週足トレンドラインと「1.117」のレジスタンスラインには要注意
ということです。
今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。